記事

安倍自民党が主張するのは経済だけ? 本当は憲法を「改正」して国防軍を創設したい!

 安倍総理は、先般、衆議院を解散しました。公示はまだですが、事実上の選挙選に突入しています。
 安倍総理は、全国での遊説を始めていますが、今、北海道に来ています。
 安倍総理が遊説先で語っているのは、アベノミクスだけだそうです。
 北海道新聞(2014年11月28日朝刊)の見出しは、「道内でも「経済一点」」というもので、「TPP、原発触れず」というものです。
 要は、アベノミクスには成果が出ている、そこだけ見てね、ほかの争点は考えないでね、という意味です。
 北海道ではご承知のとおり、TPPの問題は重大な争点の1つですが、それについては、地元の自民党候補はウソをつくけど、そこは見ないでね、ということなのです。
TPP交渉参加 TPP反対を訴えた自民党議員は本気で闘う気があるのか

 そのアベノミクス自体、バブル政策の1つですから、どうにもならない最悪の経済政策です。
 しかも、既にバブルがはじけていると言ってもいい状況です。
 年金資金を注ぎ込んでまで株価を操作して、あたかも景気回復を印象づけようとしましたが、このような政策が失敗することは目に見えています。
安倍政権、資金難で年金にまで手を出す愚行 破綻間違いなしのこの政策の責任を取ることはない
 株価が上がったところで、恩恵を受けるのはごく一部の人たちっていうのは常識です。株価はいずれ暴落するでしょうし。

 衆議院の解散の大義があるかと問われて、争点はたくさんあるとまで言っていた安倍総理ですが、アベノミクスしか語れないのです。
 ほかに語れば、安倍自民党のボロが出るということを認めたようなものです。
 安倍総理は、集団的自衛権容認、憲法「改正」を全面に押し出して、遊説したらいいじゃないですか。
 まさに今回の衆議院の解散は、安倍自民党が、この憲法「改正」をしたいがために行われるのですから、この争点を自ら隠すということ自体、この安倍総理に民主主義を語る資格はありません。ペテン師なのです。

 その安倍総理が、朝日新聞からのインタビューで、集団的自衛権を容認した憲法解釈の変更について、これ以上の解釈変更は無理と述べたそうです。
安倍首相、集団的自衛権「解釈変更これ以上できない」」(朝日新聞2014年11月27日)
 しかし、従来の政府見解として憲法上、できないとしたものを解釈の変更によって、憲法上もできるとしたわけですから、この安倍総理の理解は、論理矛盾も甚だしいものです。要は、立憲主義を理解していないことを再び露呈したのですが、自分がしてきたことの意味も理解していなかったというお粗末なレベルなのです。一国の総理として恥ずかしいほどの無能さを露呈したのです。
 安倍総理は、集団的自衛権の行使を認める憲法解釈の変更については私が責任を持っていると国会で答弁しているのです。要は、私が憲法なのです。
憲法も立憲主義も知らない安倍総理、何と憲法は私だ! 憲法9条が邪魔!

 安倍総理の争点ぼかし、争点そらしは、極めて露骨です。
 欺されてはいけません。
安倍氏による衆議院解散の大義 見透かされる党利党略 自民党の「争点」はこれ!

あわせて読みたい

「総選挙」の記事一覧へ

トピックス

議論福島第一原発処理水の海洋放出は許容できるリスクか?

ランキング

  1. 1

    毎日の誤報「公正」は口だけか

    青山まさゆき

  2. 2

    NHK「しれっと」報道訂正に疑問

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  3. 3

    タクシーのマスク強制が嫌なワケ

    永江一石

  4. 4

    JALの旅行前検査 医師が「ムダ」

    中村ゆきつぐ

  5. 5

    トランプ氏の側近3人 暗躍失敗か

    WEDGE Infinity

  6. 6

    タワマン強盗の恐怖を被害者激白

    NEWSポストセブン

  7. 7

    橋下徹氏 毎日新聞は訂正すべき

    橋下徹

  8. 8

    鬼滅旋風で頭抱える映画配給会社

    文春オンライン

  9. 9

    田代まさし闘病で収監延期の現在

    SmartFLASH

  10. 10

    都構想リーク記事に陰謀の匂い

    青山まさゆき

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。