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日本の経済成長のもう一つの選択肢について(1)

私たちが目指す日本の成長戦略について述べたいと思います。

 この間、日本の株価は上昇しましたが、その中身を見るとほとんどが外人の機関投資家によるもので日本人の投資には必ずしも結びついていません。

 これまでの政府の経済政策を見てみるとその多くが「中央・都市」中心で「一部の資本投資家たちに利益が偏りがちだった。」「本当に企業や人材・技術や会社を育成するという育てる投資というよりも、利益のみに着目して売り買いを繰り返す「貪る投資」が目立っているのではないかと思います。

  「日銀のバランスシートを異次元に拡大・金融をじゃぶじゃぶにして、国債も大量発行して経済を良くする」という政策は、異例づくめです。しかし、大きく引いてみると旧来型経済政策の欠点が、異例で大胆とされる分、さらに拡大して現れているのではないでしょうか?すなわち一部資本の利益寡占の弊害を有しているように思います。

 膨大な国債を発行して公共事業等に使う景気対策は、既にその効果が幾年も議論されてきました。財政再建は待ったなしです。後世へ赤字をつけ回し、財政への信認を失へば、マーケットそのものの信認も崩れますし、日本そのものが危機に陥っていまいます。

 一部が大きく先頭を走って利益を上げれば、その恩恵は、自然と行きわたるという経済政策を「トリクルダウン型」モデルと言います。

 現内閣の政策も大きく分類すれば、ここに入るのかもしれません。

 それでは、経済の成長を促し、人々の暮らしを豊かにする道は、このトリクルダウン型しかないのでしょうか?

 このような政策を推し進める政治しか他に選択肢はないのでしょうか。

 一部の人たちは経済の「好循環」の恩恵を受けるけど、地方や普通に汗して働く人たちには、その恩恵が回るのに、恐ろしく時間がかかるか、もしくは回りもしないということでいいのでしょうか?

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