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安倍氏による衆議院解散の大義 見透かされる党利党略 自民党の「争点」はこれ!

 安倍総理は、本日、衆議院を解散します。大義なき解散と揶揄されながらも、これ以上、先延ばしにするとアベノミクスのほころびが取り繕えないところまで来てしまうからです。

 安倍総理は、争点はあるなどと豪語しています。

 先日のNEWS23の番組では、おもしろいことばかりしゃべっていました。
安倍自民党の目標は、自公で過半数、大幅議席減でも勝利宣言? 目指すは軍事大国化路線!
参照
NEWS23 生出演 安倍首相に問う 総選挙の狙い  2014年11月18日」(とらちゃんのラジオがいいね!!)

 小渕優子氏の大臣辞任によるカネまみれの件も争点だそうです。野党はあのとき盛んに責任追及していたではないかというのですが、これが何故、争点ということになるのでしょうか。

 カネまみれ、使途不明金が億単位になってしまった以上、これは争点ではなく、議員を辞職すべきレベルの話で、それから真相を公表することが求められているだけです。それから厳正なる捜査となります。争点というのであれば、仮に自民党が勝てば、あるいは小渕氏が当選すれば、みそぎは済んだとか、あるいは、カネまみれの自民党が認められたとでも主張するということになってしまいますが、争点にすること自体が、自民党として腐っていることを示しているといえます。

 安倍総理は、集団的自衛権解禁の憲法解釈改憲についても争点だと言いました。

 このような詭弁は通用しません。

 集団的自衛権解禁の憲法解釈改憲をしたときは、国会閉会中、どれほどの批判を浴びながらもヌケヌケとした態度をとっておきながら、自分が衆議院を解散したくなったら、それも争点だなどというのは、図々しいにもほどがあります。

 むしろ、解釈改憲をしたいと思う、だから国民に信を問うという流れであれば、まだ説得的なのですが(とはいえ、解釈改憲は憲法上、許されないことです)、安倍総理の上っ面な態度というのは、人としてどうなのかという次元で問われるものです。

 政策の是非については、常に「争点」として存在しているわけですから、争点はあるというのは、要は、毎日24時間、常に争点はあると言っているのと同じ次元のもので、詭弁そのものなのです。

 あのNEWS23の番組の安倍総理の姿勢を見ましたが、自民党支持者でも、どん引きするのではないでしょうか。

 争点というのであれば他にもあります。

 鹿児島県の川内原発が再稼働目前です。安倍自民党政権がゴーサインを出したものであり、原発政策も争点です。

 消費税は1年半後には必ず10%にするとも言いました。もう「先送り」は絶対にしない、景気動向とは関係なく、庶民の懐からカネを巻き上げますよと、安倍総理は宣言しました。

 これだけ安倍自民党のホンネが透けて見えてしまった以上、安倍総理にとっては想定外だったかもしれません。

 しかし、これが争点だというのであれば、自民党は、選挙広報には、これらを問いますと堂々と記載すべきです。それを記載せずして、争点はあるなどと言うのは詭弁そのものなのです。

 では、せっかくですから、安倍自民党としての争点を列挙してみましょう。

①消費税は1年半後にはどのようなことがあっても10%に引き上げます。
 庶民の懐具合など考えたりしません!
 今まで自民党政権が公共事業を借金で対処してきた財政赤字のつけは国民に負担してもらいます。

②憲法9条の解釈改憲。集団的自衛権解禁します。米国の要請があれば、世界のどこにでも自衛隊を派兵します。
 自衛官が戦死しても、それは積極平和主義なのですから、当然のことです。
 みんなで「英霊」のために靖国を参拝しましょう!

③原発は再稼働させます!
 事故が起きたときは、それに備えて地元で防災訓練をしてくれればいいです。

④沖縄県民の意思は無視します。
 沖縄県民が何を言おうが、米軍の利便性のためには未来永劫、沖縄には犠牲になってもらいます。
 本土防衛の楯になってもらいますから。
 それが本土の意向なのだ!

⑤アベノミクスの効果(結果)には責任を持ちません。
 だって、今回の選挙ではアベノミクスを問う選挙なんですから、国民のみなさんが信任したなら、その責任を負うのも国民のみなさんなんですよ。

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