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ゴールドマンとモルスタでは、どちらがトレーディングが巧い?

「屠殺夫人」ことセーラ・ブッチャーの記事によると2014年第3四半期のゴールドマン・サックス(ティッカーシンボル:GS)とモルガン・スタンレー(ティッカーシンボル:MS)の10-Qが出揃いました。その中にある各社のデイリー・トレーディング収入のグラフを見ると、下のようになっています。

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なお期中のトレーディング日数はゴールドマンが64日、モルスタが66日となっています。また(かっこ)は赤字を示します。

最初に断わっておくと、このデータから知ることが出来るコトは、限られています。例えばグラフにあるようなリターンを出すために、どれだけレバレッジを用いているのか? というようなことは、このデータからはわかりません。

一般に「トレーディングが巧い」と言った場合、山の中央が高く、裾野(=テールと言う場合もあります)が短い状態を指します。山が険しいほどその中心点に毎日のトレード結果が集中していることを示唆し、コンスタントにその結果が出せていることを意味するのです。

この観点からはモルスタ(橙色)の方が毎日のトレード結果にばらつきが無く、安定していると言えます。

もうひとつの観点は、どうやって山の中心を画面の右側(=つまり、より儲かる側)へずらしてゆくか? という点です。

この観点からはゴールドマン(青)の方が重心が右寄りであり、大きく勝つ日が多いことがわかります。

これらのことから野球に例えるとモルスタはバットの振りを小さく抑え、兎に角、出塁することに神経を集中するようなトレーディング・デスクのマネージメントがされており、一方のゴールドマンはもうすこし長打狙い的なスタイルであることがわかります。

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