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kobani情勢

kobai情勢については先ほどお伝えしましたが、どうも不思議なニュースが流れています。

al arabiya net とhuryiet net はエルドアン大統領が、訪問先のエストニアでの記者会見で、kobani防衛のクルド民兵PYDが自由シリア軍部隊1300名が救援のために同市に入ることに合意したと語ったと報じています。
特に、al rabiya の方は、エルドアンが当初イラクから ペッシュメルガ200名が救援に同市に入ることになっていたが、その数は150名に減ったと報じています。

他方al qods al arabi net は、自由シリア軍の現地指揮官が、自由シリア軍はkobani 救援のためPYDの同意が得られ次第、36時間以内に同市に入ると語ったと報じています(兵員の数については特に報じていない)

ところが、al jazeera net は自由シリア軍のアレッポの現地司令官の一人が、アレッポから1300名の部隊がkobaniの救援に赴くと言う話を否定し、我々は馬鹿ではないので、誰が最大の敵か知っており(アサドのこと)、kobaniに兵員を送り、その後を政府軍に占拠されるようなことをするはずがない、と否定したと報じています。

又al arabiya net の最近の記事は、PYDの指導者は自由シリア軍はkobaniに救援に来るのではなく、第2戦線を開くことでkobaniを助けるべきであると語ったとして、PYDが同意したと言うエルドアンの発言を否定したと報じています。
http://www.hurriyetdailynews.com/pyd-to-allow-free-syrian-army-fighters-to-come-to-kobane-erdogan.aspx?pageID=238&nID=73424&NewsCatID=352
http://www.alquds.co.uk/?p=239835
http://www.aljazeera.net/news/arabic/2014/10/24/-عسكري-حلب-ينفي-إرسال-قوات-إلى-عين-العرب
http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2014/10/24/أردوغان-1300-من-الجيش-الحر-سيدخلون-إلى-كوباني.html

取りあえずの報道は以上で、どうせ時間がたてば、どの報道が正確であったのか等は判明するのでしょうが、一国の大統領が何の根拠もなしに、わざわざ外国で間違った発言をするとは考えにくいところで、恐らくはトルコと自由シリア軍の一部との間、さらにはクルド人との間でも、自由シリア軍の派遣に関して何らかの、協議と言うか動きがあったように思われます。
仮にそうだとして、その後自由シリア軍とpYDがともに合意を否定していると言うのはどういうことでしょうか?
いずれにしても、この事件はトルコ政府のクルド問題に対するこだわりの深さ、クルドとトルコ政府及び自由シリア軍の相互不信の深さを象徴する動きのように思われるので、とりあえず報告しておきます。
トルコ政府としてはあくまでも自国が関与して、クルド人ではなく自由シリア軍により、kobaniを救出したいと思っていたのでしょうか?
対アサド、クルド政策とともに、対オバマのゼスチャーでもあるのでしょうか?

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