記事

農協改革のあり方、TPPについて、質疑を行いました

1/2

10月16日、農林水産委員会にて、質疑を行いました
議事録(未定稿)

○山田太郎君 みんなの党、山田太郎でございます。本名でございます。よろしくお願いします。

西川大臣、それから小泉副大臣、佐藤政務官、御就任おめでとうございます。

私も一年十か月この農林水産委員会所属することになりました。本当に多くのことも勉強させていただきまして、先ほどなどは炭水化物ダイエットの話、私も三か月やりまして十キロ痩せたんですが、見事に一か月でリバウンドをいたしました。まさにこの農林水産委員会もよろしくないかなと。毎週毎週食べ物の話をやりますので、特に穀物がおいしいということは改めて炭水化物ダイエットをして分かったところでもありまして、そんなところも大変勉強になるというふうに思っております。

もう一つ、この委員会、自民党さんと民主党さんが結構拍手をし合うということでありましたが、私が質問をした後はなかなか拍手がいただけないような状況であります。立場いろいろあると思いますが、やはり厳しくやらせていただきたい、そうも思っております。

特に、私の場合には元々経営の方をずっとやっておりましたので、生産者の立場ということもありますが、一方で消費者、それから市場、もう一つはやっぱり国民の税金を二・二兆円も使っているこの農林水産行政でありますから、しっかりそこは見ていかなければいけないのか。そういう意味では、今日も大臣を始めとして農林水産省さん、耳障りの話もあるかと思いますけれども質疑していきたいというふうに思っております。

新たな大臣等構成が変わりましたので、ちょっと入口としてお話をしておきたいと思いますが、大変午前中から西川大臣のお話を、御答弁をお伺いしていて、非常に踏み込んだ誠実な御答弁、それから数字に非常に細かいというか強い、これは非常に私も経営者をやっておりましたので大変好感が持てる。ファクトベースとよく言いますが、現場の実態に即して御答弁していただくということは大変、前にいろんなことを変えていける、そんな予感もする大臣でございますので、ここは期待して、特に今、平木議員の方からもありましたが、米の価格がこういう状況になった中で、曲がり角というか、このままナラシのような形でいくのか、個別所得補償政策を変えたときの、これは林大臣、前回これを平木議員の方も指摘されていましたが、マーケットを見ながらいわゆるしっかり市場に合わせて現場が判断するのか。そのためには情報が必要だよね。そういうことも極めて重要な局面に入ってきたと思っていますので、ここのかじ取りしっかりやっていただければなというふうにも思っております。

もう一つ、私の立場といたしましては、やはり産業政策と地域政策、今日もずっと午前中から議論がありましたが、産業政策としてはやはり農業を強い産業にしなければいけない、こういう問題意識は持っております。そうなってくると、もちろん地域政策としては保護政策というのは大事なことだと思いますが、産業政策の側面としてはやっぱりイノベーション。そういう意味で、今日は小川議員の方からもいろんな御提案がありましたし、それから徳永議員の方からもいろんな御提案がありました。こういうものを一つ一つ受け止めていただいて、我々も農業をどういうふうに、農林水産業をどういうふうに強い産業にできるのか、こういうことを一緒に国民の代表として考えていきたいと思っております。その意味でイノベーションがすごく重要だ、こういうふうにも思っております。

それからもう一つ、多分数字に強い西川大臣でしょうから、産業関連表の方を見られていて、いわゆる農作物の生産が今国内の方では九兆円。ただ、食料、いわゆる品というか、最終消費は七十四兆円もある産業なんですよね。先ほどお話がありましたけれども、これが途中のいわゆる流通業とかに吸い取られていて、一次物産品を作っている農家に配分されていないんではないか、こんな議論がありました。

私もそういう問題意識、大変持っておりまして、いろいろ数字を調べておりますが、実は、流通業に生鮮食品ですら四〇%、それから加工食品にも三八%が回っているという状況でありまして、やはり国内物流の問題も一緒に考えていかないと、なかなか現場の生産者に利益が回るという構造にないと。そういう意味では、大きな農政の転換を構造的に考える必要があるのかなと。個別の施策だけでは難しいのかなということも問題意識として持っておりまして、そんな話が飼料用米なんかもやってはみたものの、流通コストで全く見合わないというようなことが今でも指摘されているということでありますので、これも個別質疑の中でやっていきたいと思っています。

それからもう一つ、やはり現場も農産品の収益を上げていくという、これもイノベーションだと思います。今までと同じやり方ではまずいと思っておりまして、そういう意味では、我々農林水産委員会も一緒に現場に行って、鉄粉をくっつけて直まきをして、できるだけコストを低減しながら収益性が上がるような農業の最新現場なんというものも拝見させていただいておりますので、こういったことを大きく実現していく、こんなこともセットで考えていく必要があるだろう、こんな問題意識で私の方はこの委員会も臨んでいきたいというふうに思っております。

ちょっと長くなりましたが、中に入っていきたいと思います。

今日は最初ですので、大臣等政府の姿勢というところにどうしても向かわざるを得ませんので、農協改革、それからTPPについて、農協については毎度なんでございますけれども、少しやらせていただきたいと思っています。

まず、中央会制度の在り方に関していろんな御発言を西川大臣されています。農協改革、しがらみとか既得権益に縛られずに、是非、私は国民の視点という形で改革していってもらいたいですし、流通改革をするに当たっては、農業協同組合の役割はもしかしたら大きいというふうにも思っておりますので、決して農協がなくなればいいとか、そういうふうには思っておりません。あくまでも、農協さんは一次現場のいわゆる農家の方に対してどうやって利益をもたらせる協同組合になれるか、こんなところなんだろうというふうに思っております。

そういう意味では、やっぱり今の農協は変わらなければいけないという問題意識は安倍内閣の中でもあって、かつ、与党の自民党さんの中にも規制改革委員会の中ではあった。こういう話。ただ、途中の手段が少し違うのかなということで論戦があるんだというふうにも思っております。

そんな中で、まず一つ目なんですが、お手元にお配りしております農業協同組合新聞電子版というのを見ていただきたいんですが、西川大臣の方は、大臣になる前の今年の六月に、当時、自民党の農業委員会・農業生産法人に関する検討PTにおきまして、中央会が必要なことは誰でも分かっているとか、中央会制度はなくなるということはないという発言をされているようですけれども、まず、この発言は事実なのかどうか、この辺りからお伺いしたいと思います。

○国務大臣(西川公也君) まず、ここで議論をしていく前に、私の基本的な考え方を申し上げます。

農協は、戦後の農地解放の後、農家がまとまって農業経営をやろうということで、昭和二十二年に農協法ができました。その当時は一万を超える農協がありました。昭和二十年代というのは非常に日本の経済が成長をなかなかできないでいた時期でありまして、非常に単位農協が困る状況が起きたと、こういうことですね。

そこで、二十九年に農協法を改正して、農協中央会制度を全国に一つ置く、それから都道府県に一つ置くと。こういうことで、指導監査の権限を特別な形で与えたわけであります。その結果、中央会は全中も県の中央会も非常にいい仕事をしてくれまして、農協は現在は七百になりましたけれども、大変なる実績を上げて、農業経営が、農家が困る、あるいは農協が経営が行き詰まると、こういう状態がなくなったと。こういうことで、我々は改革をどうするかということを議論してきました。

そうしますと、二十九年にやった法律改正は、一つの目標は達成したのかなと。こういうことで、新たな制度でこれから改めて発足していただこうと、こういうことを党の関係の皆さん全体で決めたこともありますし、さらに内閣の方もそういう方針になったと、こういうことでありまして、私は、現行制度じゃなくて新しい制度で、新しい形でまた農協の中央会が発足をしましょうねと、こういう取りまとめをやったことは事実であります。そういう背景でありますから、どうぞ御指摘のほどをお願いしたいと思います。

あわせて読みたい

「農業」の記事一覧へ

トピックス

議論福島第一原発処理水の海洋放出は許容できるリスクか?

ランキング

  1. 1

    ひろゆき氏が日本の日付管理評価

    西村博之/ひろゆき

  2. 2

    北野武 死の「理由」憶測に持論

    NEWSポストセブン

  3. 3

    田原氏「菅首相は地雷を踏んだ」

    田原総一朗

  4. 4

    野党合同ヒアリングの悪者さがし

    千正康裕

  5. 5

    岡村結婚の裏に涙のエレベーター

    文春オンライン

  6. 6

    大阪市なくなるのは嫌という心理

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  7. 7

    白昼堂々万引きも放置? 米の現状

    後藤文俊

  8. 8

    給付金効果はあったが見えぬだけ

    自由人

  9. 9

    日本における次世代の目玉産業は

    ヒロ

  10. 10

    マイナンバー関心の低さが障壁に

    NEXT MEDIA "Japan In-depth"

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。