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小渕大臣政治団体不透明資金問題   政治家行事には「動員」でタダで参加する「ご招待」な人々がいる

小渕経済産業大臣が関係する政治団体の不透明な資金問題。

2010年と11年に企画した支持者向けの「観劇会」で、参加者から「参加費」として集めた収入より劇場側への支出が2643万円多くなっており、有権者買収の疑いが出ている。

この報道を見て、業界にいる者たちはピンと来るはずだ。
お金を払って「観劇会」に参加をする人々とは別に無料で参加をしている「ご招待者」がいるのだ。つまりは2643万円のうち幾らかは本来はその人々が支払うべき参加費を政治団体が肩代わりしているのではないか、と。
状況は手に取るようにわかる。

秘書たちはノルマを課せられ、あるところまでは一生懸命にがんばる。しかし売り切れない。
会場は「貸し切り」だ。1000人の会場に700人しかいなかったら、会場はスカスカ。参加者が少ないのは対外的にもみっともない。

参加者も「あれ?ワシとこの先生の支持者、こんだけしかいないの?力が落ちてる?」と不安になる。
そこで事務所サイドは「ご招待」としてタダで参加をしてくれる人を募るのだ。業界ではそれは「動員」と言われる。

ともかく、見た目、格好がつくようにしないといけないのだ。
この手法は「観劇会」だけでなく、パーティ他でもよく使われる。
「ご招待」は政治家同士がパーティに呼び呼ばれする時に、お互い参加費を払っていたら数が多くて持たないので「賑やかしに来てね」の意味も含めてチケットに「ご招待」とスタンプが押されたものが送られてくる。

一方、有権者に対しては「ご招待」印を押したものであると「買収」になるので、「サラ」のチケットと、領収書を渡す。受け取ったことにするのだ。
「動員」される有権者も慣れたもので、或る意味毎年楽しみにしていたりする・・。

小渕大臣の「観劇会」のチケットと実際のコストの関係がどうなっているかはわからないが、とりあたり1万2000円という値段から言って、参加費とはプラスマイナス0だったと思う。

空席が出てしまった分のコストを参加者に頭割りして再回収するのは難しいが、「ご招待」で参加した人々の部分を「未収分」として処理して、次年以降でも回収の努力をすれば、問題はなかっただろうに、いずれにせよ、なぜこうした会計処理をしたのかは不可解である。

ベビー用品の購入、というところでは、野田聖子さんのブログで小渕さんからもらったかわいいお洋服をお子さんに着せたという話題が載っていたことがあって、あれなのかな?と思ってしまったが(笑)

今回のことについては「女性閣僚」バッシングには当たらず、単に事務所のずさんさ、緩さが露呈した、ということなんだと思う。
少なくとも小渕大臣は自分で会計をやったことが一度もないことはわかった。
恵まれた環境の中で政治活動ができ、選挙が盤石な2世、3世議員の思わぬ「落とし穴」である。

*写真は小渕さんのお姉さんデザインのハンカチ。実は私の愛用品です。女性ものにしたら大判で、生地の質もとてもよく、デザイン・色ともに甘からず。・・なので、今回の報道は一ファンとしてはとても残念なものでした。

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