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在特界隈、政治の空気読み 脱原発テント襲撃

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襲撃犯によってグチャグチャにされたテントの中を修復する女性たち。=13日、経産省前 写真:筆者= 

 原発推進勢力が暴力で仕掛けてきた。昨夕、在特界隈のグループが経産省前に立つ「脱原発テント」を壊したのである。(以下、テントの日曜日責任者、正清太一さんの話にもとづく。正清さんは一部始終を目撃していた。)――

 陽もすっかり落ちた午後5時30分頃だった。5~6人が「脱原発テント」に押し掛けてきた。うち数人は紺色の戦闘服を着用。

 「(テントは)違法だ」「ぶっ壊せ」「竹島は誰の物だと思ってるんだあ」などと喚(わめ)き散らした。

 彼らはテントに貼っていたポスターや横断幕などを はがし 始めた。テントの日曜日責任者である正清太一さんが制止したが、聞かない。

 メンバーのうち1人の男が女性専用テントに登り、屋根を破って侵入、棚をひっくり返すなどした。

 約30分後に警察が駆けつけた。警察に制止されるまでグループの破壊行為は続いた。

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テントが壊されたことを知り、市民が陣中見舞いに駆け付けた。さっそく壊された屋根の修理をした。=13日、霞が関 写真:筆者=

 事件当時テントには7~8人がいたが、ケガはなかった。

 テントを襲撃したグループは全員丸の内署に連行されたが、その後釈放されている。

 正清太一さんは弁護士同席のもと、3時間に渡って丸の内警察署の事情聴取を受けた。

 「テント襲撃犯たち」は在特会のデモにも顔を出す。実行グループの一人は「新社会運動」と組織名を名乗った。

 組織代表の桜田修成氏は在特会のイベントカレンダーに予定を投稿する。いわゆる「行動する保守」界隈の人物だ。昨年もテントを襲撃した“実績”がある。

 在特会とのつながりが指摘される山谷えり子氏が、警察行政の最高責任者(国家公安委員長)を務めるなか、事件は起きた。政治の空気を読んだ犯行である。



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