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日本のナショナリストたちがチャンスを嗅ぎつける

ドイツの新聞が朝日新聞誤報問題に始まる日本の状況をどう伝えているか、詳しく紹介された記事が「ドイツ語圏のメディアは朝日新聞誤報問題をどう伝えたか」である。

全く日本の名誉は地に落ちているが、それは朝日新聞のせいじゃなくて、過去の自国の行いを正当化しようと試みる露骨な歴史修正主義の存在だというのが見て取れる。

紹介されているのはフランクフルター・アルゲマイネの東京特派員、カールステン・ゲルミス記者の記事で、朝日新聞の吉田証言に基づく従軍慰安婦誤報問題の告白に続く日本社会の朝日新聞バッシングと、これに乗じた従軍慰安婦問題の正当化の動きがテーマである。

ドイツの閣僚が、のちに嘘だと判明した一つの証言のためにホロコーストそのものがなかったと主張することなど考えられるだろうか! まさにそれと同じことを日本の右翼、歴史修正主義者たちはしているのである。彼らは日本軍の関与を証明する記録はないと主張し、多数の韓国・朝鮮の女性たちの証言を「信頼できない」として無視している。拉致された女性たちの中には15−6歳の少女たちも多数含まれていた。

読売新聞について言及した件では、以下のように書かれている。

この記事は、日本の名誉を傷つけたのは日本軍の残虐行為でないような書き方だし、国際的な歴史家たちがあたかも吉田証言だけに頼って慰安婦問題について判断しているかのような印象を与える。しかし、日本軍によって少女や女性たちが強制的に慰安所に連れて行かれたことを否定するまともな歴史家は、日本以外の国では、ほとんどいない。

上記のエントリには、さらにクリストフ・ナイトハート記者の南ドイツ新聞の記事も紹介され、「安倍首相は恥ずべき慰安婦問題に関する修正主義的な立場を、これまで以上に強めることができるようになるだろう。」と書かれている。

安倍首相があるところで「私を右翼と呼びたいなら呼べ」と言ったと伝えられているが、開き直れば日本の名誉はいよいよ地に落ちる。

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