- 2014年10月09日 17:00
生きたい場所で気持ちよく生きようーー第0回「移住フェス」レポート
2/2憧れだけでは暮らせない移住の現実を知りたい――オンライン&リアル交流
次は、6つのグループに分かれて、オンライン&リアル交流会のスタートです。みなさん自分の興味のある地域の部屋へ移動します。参加者の方もみなさん積極的に質問や発言をされて、どの部屋も活発に議論が巻き起こっているのが印象的でした。
<四国>四国若者1000人会議 代表理事の瑞田信二さんとオンライン交流
大学卒業後、一度東京で就職した後、香川にUターンした瑞田さん。リアルな経験談に、みなさん興味津々。立ち見が出るほどの人気ぶりで、早くから活発な議論が繰り広げられていました。
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<京都>京都移住計画のタナカユウヤさんとリアル交流
京都からおみやげを持参して、おもてなしをするタナカさん。中には、すでに京都へ移住を決めている方もいて、仕事やつながりの作り方など、具体的な不安について、親身に相談にのっていました。
<小布施>小布施若者会議の大徳孝幸さんとリアル交流
小布施の魅力について熱く語る大徳さん。一方、外から入った人間だからこそ見える問題もあるのだとか。真剣かつ冷静に町づくりと向き合う大徳さんの話に、多くの方が夢中になって耳を傾けていました。
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<多拠点>加生 健太朗さん
「移住が幸せにしてくれるわけではない」と強調する加生さん。都会のしがらみから逃れるために他者依存的に移住するのではなく、自分から新たなつながりを求めて、ほどよい計画性と自発性を持つことが大事だと言います。「多様な依存先を持って自立した移住をすれば、楽しく生きられるはず」というメッセージに、深くうなずく参加者のみなさんでした。
リアルな移住を共有しよう――ワークショップ
再び全員で集まり、1時間のオンライン&リアル交流の中で、どんな気付きがあったかをエリアごとに発表します。
<広島>
広島の「安芸太田町地域おこし協力隊」の河内さんと、広島市内でコワーキングスペースを営むエリアルの市川さんとオンライン交流した結果わかったことは、“現状、仕事はない”、“地元の人たちがあまり困っていなくて焦りがなく、ギャップを感じる。友好的な人もいれば、税金泥棒と思っている人もいる”という現実。よそ者が地域に深く入り込む難しさを伝えてくれました。
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<東北>
NPO法人 東北開墾の高橋さんとともに、岩手移住計画(仮)の手塚さんとオンラインで交流した東北チーム。みんな仕事にフォーカスしてUターンやIターンをするけれど、「誰とつながるか」というのが、かなり重要とし、被災地支援で入った人たちがみんな孤独だったというリアルを共有。コミュニティの重要性について話してくれました。
移住はひとつの選択肢。生きたい場所で生きられるように――まとめ
最後に、本日のまとめとして、株式会社フューチャーセッションズ 野村さん、サイボウズ株式会社 椋田さん、主催のエリアル 東さんから総括がありました。
<野村さん>
「ここに来るまで、東京の一極集中を変えるために移住を促進しなければいけないのかと思っていましたが、そうではなく“それぞれの人が自分の生きたい場所で生きる”というのが大切なのだと気付かされました。ひとりひとりが自分の生きたい場所はどこだろうと考えることで、もっと日本の地域と地域が繋がっていけば素敵だなと。ぜひ今日のような場が続いていくことを願っていますし、僕自身も熱心に進めていきたいと思っています」。
<椋田さん>
「仕事のことを考えると、すぐに地元に戻るのは難しいけれど、自分ができるところから何かを始めたいと思っている人は多いんじゃないかと思っています。移住フェスが“人生の選択肢を考える場のひとつ”となり、これからどんどん広がりを持っていけるよう、チームを応援するサイボウズとして、今後もみなさんといっしょに盛り上げていきたいと思っています」。
<東さん>
「移住フェスは、みなさんひとりひとりが主役になれると、改めて気付きました。移住はあくまでもひとつの選択肢。自分らしいライフスタイルをみんなが見つけられるよう、これからも僕らはリアルを繋いでいけたらと思います。また、第1回でお会いしましょう」。
大盛況の中、閉幕となった「移住フェス 第0回」。終了後も活発な交流が繰り広げられ、会場は熱気に包まれていました。
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移住は単に「移り住めばいい」というわけではなく、“仕事”“居場所”“人とのつながり”といった、人が生きるために欠かせないところを見据えて、ある程度は準備しておく必要があるというのが、経験者のみなさんに共通した認識でした。「移住=自分の生きたい場所」について考えることは、人生そのものを見つめ直すことだと言えそうです。
幸せな移住についてみんなで考える「移住フェス」、次回の開催をどうぞお楽しみに!
社会を変えるチームを創造するフューチャーセッション
「移住フェス」は、ベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会の “U35歳の若手ビジネスパーソン向けワークショップ”「社会を変えるチームを創造するフューチャーセッション」から生まれた企画です。実行委員会は、チームを表彰する活動のほか、チームを生む活動、チームワークを教える活動などを行っています。
新世代リーダーによる社会を変えるチームを創造するワークショップ「社会を変えるチームを創造するフューチャーセッション」にご興味のある方はこちらにご登録ください。次回の開催が決定次第連絡いたします。
(執筆:野本纏花)
- ベストチーム・オブ・ザ・イヤー
- 日本のチームワーク力の向上を目指す。



