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- 2014年10月06日 14:39
防衛省 オスプレイ購入確実 ほかに採用候補なく 東京新聞は防衛省に優しい(笑
垂直離着陸機「AW609」を開発中のアグスタウェストランド社(伊)は名乗りを上げなかった。
防衛省 オスプレー購入確実 ほかに採用候補なく
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014100602000129.html
東京新聞の記事って防衛省、安倍政権に優しいなあ。
防衛省はティルトローター機の候補はあると、言い続けてきました。江渡大臣も候補は他にもあると記者会見のぼくの質問で明言しました。
ですが、控えめにいっても事実ではないでしょう。候補はオスプレーの一択です。はっきり言って北朝鮮の民主的選挙と同じです。
ところが半田記者はAW609も候補だったと強弁します。
AW609は民間用です。機能もペイードもまったく違う。それでいいならば、チヌークやUH-60の後継に同じヘリだからとEC135とかロビンソンの機体が候補になりうるでしょう。採用されるティルトローター機の用途がVIP輸送ならいいでしょうが、そうじゃないでしょう。
もし防衛省がAW609を本気で候補と考えていたならば、運用構想など全く考えてらず、単にティルトローターという新奇な玩具が欲しかっただけということになります。
そもそもこの段階で情報要求も要求仕様もきまっていなかった、というのは異常でしょう。
仮にこれを本気で候補と考えていたならば、頭がオカシイということですが、仮にそうだとしたら、概算要求を出す前にアグスタウェストランドに打診をしていたでしょう。であればアグスタウェストランドにやる気が無いことは分かっていたはずで、候補から外れたはずです。
半田記者はそんなことも知らない素人では無いはずですから、意図的にこの記事を書いているのでしょう。何のためにでしょうか。
東京新聞のスタンスならば、むしろ候補がないにもかかわらず、候補があると強弁してきた防衛省を追求すべきだと思いますが。極めて不思議です。
そもそも論でいれば、AW609は半田記者も書いているように開発中の機体です。それが来年度予算に間に合うはずもありません。
まあ、AW609は17年に型式証明を取る予定ですから、現在の防衛省の調達システムでは今発注して5年後にはギリギリ間に合うかもしれませんが、量産計画はこれからです。既には入っている発注を押しやって防衛省向けの機体を製造してくれるでしょうか。また軍用機としての仕様変更とそのためのリードタイムはどうするのでしょうか。チャフやミサイル警報装置も、軍用無線機も搭載しないで民間型のままヘリボーン作戦に使うんでしょうかね?
仮にそうだとしても発注から5年以内に納品は極めて大きな博打でしょう。
要はオスプレーの導入にはきちんとした手順を踏みましたよ、と。それを言いたいがための「候補の中から選びました」というポーズを取ったわけです。
実際は防衛省で評価する前からオスプレイの導入は、安倍さんの思いつきか、側近の思惑か知りませんが、政治的に決定されていたのでしょう。それが必要かどうか検証しないまま。
アメリカ様のご機嫌を取り結ぶことが第一であると。
まあ、こんなことは民主国家ではありえないことですけどね。これが安部首相のいう「日本を取り戻す」とか「戦後レジームからの脱却」とか「美しい国」とうやつなんでしょうね。
まあ、こういう胡乱なことをする国を同盟国として尊敬する国はないと思いますが。
それとも何かね、首相が防衛省に装備を買えと押し付けるのが文民統制とでも思っているのでしょうかね?
こういう田舎芝居が納税者に対する誠実な態度でしょうか。
ぜひとも野党や他のメディアは、この点を国会で追求していただきたいものです。
軍事・航空宇宙の専門サイト始めました。
「東京防衛航空宇宙時評・Tokyo Defence & Aerospace Review」
http://www.tokyo-dar.com/
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿あました。
御嶽山への自衛隊派遣、口を挟むとサヨク?必要なのは事実に基づく冷静な議論
http://toyokeizai.net/articles/-/49744
戦傷者は「想定外」という、自衛隊の平和ボケ
「国内では銃創や火傷は負わない」との前提
http://toyokeizai.net/articles/-/47994
結論ありき」で高額な兵器を調達する怪
防衛省概算要求に隠された問題<前編>
http://toyokeizai.net/preview/dd9c698dc49dbfafe1fdddad129294461604ead0
防衛省 オスプレー購入確実 ほかに採用候補なく
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014100602000129.html
東京新聞の記事って防衛省、安倍政権に優しいなあ。
防衛省はティルトローター機の候補はあると、言い続けてきました。江渡大臣も候補は他にもあると記者会見のぼくの質問で明言しました。
ですが、控えめにいっても事実ではないでしょう。候補はオスプレーの一択です。はっきり言って北朝鮮の民主的選挙と同じです。
ところが半田記者はAW609も候補だったと強弁します。
AW609は民間用です。機能もペイードもまったく違う。それでいいならば、チヌークやUH-60の後継に同じヘリだからとEC135とかロビンソンの機体が候補になりうるでしょう。採用されるティルトローター機の用途がVIP輸送ならいいでしょうが、そうじゃないでしょう。
もし防衛省がAW609を本気で候補と考えていたならば、運用構想など全く考えてらず、単にティルトローターという新奇な玩具が欲しかっただけということになります。
そもそもこの段階で情報要求も要求仕様もきまっていなかった、というのは異常でしょう。
仮にこれを本気で候補と考えていたならば、頭がオカシイということですが、仮にそうだとしたら、概算要求を出す前にアグスタウェストランドに打診をしていたでしょう。であればアグスタウェストランドにやる気が無いことは分かっていたはずで、候補から外れたはずです。
半田記者はそんなことも知らない素人では無いはずですから、意図的にこの記事を書いているのでしょう。何のためにでしょうか。
東京新聞のスタンスならば、むしろ候補がないにもかかわらず、候補があると強弁してきた防衛省を追求すべきだと思いますが。極めて不思議です。
そもそも論でいれば、AW609は半田記者も書いているように開発中の機体です。それが来年度予算に間に合うはずもありません。
まあ、AW609は17年に型式証明を取る予定ですから、現在の防衛省の調達システムでは今発注して5年後にはギリギリ間に合うかもしれませんが、量産計画はこれからです。既には入っている発注を押しやって防衛省向けの機体を製造してくれるでしょうか。また軍用機としての仕様変更とそのためのリードタイムはどうするのでしょうか。チャフやミサイル警報装置も、軍用無線機も搭載しないで民間型のままヘリボーン作戦に使うんでしょうかね?
仮にそうだとしても発注から5年以内に納品は極めて大きな博打でしょう。
要はオスプレーの導入にはきちんとした手順を踏みましたよ、と。それを言いたいがための「候補の中から選びました」というポーズを取ったわけです。
実際は防衛省で評価する前からオスプレイの導入は、安倍さんの思いつきか、側近の思惑か知りませんが、政治的に決定されていたのでしょう。それが必要かどうか検証しないまま。
アメリカ様のご機嫌を取り結ぶことが第一であると。
まあ、こんなことは民主国家ではありえないことですけどね。これが安部首相のいう「日本を取り戻す」とか「戦後レジームからの脱却」とか「美しい国」とうやつなんでしょうね。
まあ、こういう胡乱なことをする国を同盟国として尊敬する国はないと思いますが。
それとも何かね、首相が防衛省に装備を買えと押し付けるのが文民統制とでも思っているのでしょうかね?
こういう田舎芝居が納税者に対する誠実な態度でしょうか。
ぜひとも野党や他のメディアは、この点を国会で追求していただきたいものです。
軍事・航空宇宙の専門サイト始めました。
「東京防衛航空宇宙時評・Tokyo Defence & Aerospace Review」
http://www.tokyo-dar.com/
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿あました。
御嶽山への自衛隊派遣、口を挟むとサヨク?必要なのは事実に基づく冷静な議論
http://toyokeizai.net/articles/-/49744
戦傷者は「想定外」という、自衛隊の平和ボケ
「国内では銃創や火傷は負わない」との前提
http://toyokeizai.net/articles/-/47994
結論ありき」で高額な兵器を調達する怪
防衛省概算要求に隠された問題<前編>
http://toyokeizai.net/preview/dd9c698dc49dbfafe1fdddad129294461604ead0



