- 2014年10月06日 09:00
絶望世代がぶち上げる「0(ゼロ)党」 日本に風穴を開けれるか(動画)
2/4「本当に二極化しているなと思っていて、特に99%の人たちは正直レールに乗っていればいいのかなと思っていると、僕は全国の高校生、大学生に接してきて感じています」
「反面、1%の子たちが社会のシステムや、今のレールに乗せられていてもまずいんじゃないのかという意識に変わってきていると思います。両極端に二層化、構造が分かれていると感じています」
――僕はロンドンで暮らしていてインターネットで情報を集めていますが、青木さんの世代はどのようにして情報を収集していますか
「みんなあまり新聞を読んだりテレビを観たりする時間は減ってきていると思っています。クラスとか学校とかで、みんなどこでニュースを読んでるのと聞くと、ほとんどが学校に来る電車の中で時間が暇だからスマートホンでニュースを見ている子が多いと思います」
「僕はそれが一つの大きな問題を引き起こしているなと思っていて、最近、ヤフーのニュースをよくみると思うんですが、下にスクロールしていくとコメント欄があります」
「コメント欄がかなりネット右翼化しているというか、かなり荒れています。学校の友だちの話を聞いていると、『大和さん、このニュースを見て今日来たんだけれど、コメント欄にこういうことが書いていて、一番いいねがついていて、すごい賛同している人がいるんだなと思ったんだけど、これ、こういうことなのかな』と言うんです」
「『俺、これ、いいね着いているし、正しいと思ったんだけど、これそうなの』と聞かれて、『いろいろ他のニュースを見てみな』と言いました。『次の日、他のニュース見てみて、あれ、ちょっと偏っていたんだ』みたいなことを話すことがあります」
「慶応の子でしっかり受験をしてきて、いろんな側面から情報を見た方が良いと理解している子たちですら、そうなっています」
「ある程度、多くの子たちがニュースを見たときに、いいねがたくさんついているし、正しい意見なんだなと思っている子が多いのかなと思って、最近、若者の右傾化というのがそういうところから始まっているのではとすごく感じます」
――ネット上の多数意見に流されてしまうということでしょうか
「それはまさに強く感じます」
――それは大変ですね
「大変です」
――情報発信していく上で、そうじゃないんだよと意識しているところはありますか
「学校の友だちと話すと、最低でも二つのニュースを読んでみるとか、そういう文化というか教育というのがなかなか備わっていないなと思います。一つの物事をテレビからならテレビから入ってきた情報がすべてみたいなというのがあるのかなと思います」
「ここはしっかりと物事をいつかの側面から見て自分自身の考えや軸を作っていくというのが大事と思いながら伝えています」
――「ぼくいち」の運動はどれぐらいの広がっていますか
「ぼくいちほどの規模ではないんですが、小さく地元でやろうというのが全国25カ所から35カ所ぐらいに広がってきて、この2年間の活動を通して全国1万5千人強の子たちにはアプローチできました」
「海外ほど大きくはなっていないんですが、国内の中では少しずつ大きな形は作れているのかと思います」
――一番大きなのはフェイスブックやツイッターなんでしょうか、それとも口コミですか
「意外だったのは、何だかんだ言っても口コミが一番強くって、みんなフェイスブックやツイッターは見てくれてはいるんですが、結局は地元とかで僕たちのイベントとか主催する企画に来てくれた子たちが『面白かったから、行ってみなよ』と言ってくれます。口コミが一番、人が来る要因としては強いと思います」
――若い人たちにとって期待を持てる政治家は
「一番知っていて、この人に頑張ってほしいなと思うのは自民党の小泉進次郎さん。特に女子高生の間ではすぐに名前が出てくるかなと思います」
「野党でいうと民主党の細野豪志さんとか、リベラル不在のこの国の中で、そういうところをしっかり担ってほしいと思っている子もたくさんいます。多くの若い子たちが知っていて、パッと名前が出るのはその二人です」



