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あえてレバタラ話をしてみる あの時、電通、博報堂、リクルートは何をするべきだったか

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『メディアの苦悩』著者である長澤秀行さん、『夢、死ね!』の中川淳一郎さん、『リクルートという幻想』の私、常見陽平で、下北沢のB&Bで鼎談を行った。それぞれ最初に入った企業は電通、博報堂、リクルート。おかげ様で超満員札止めだった。

ここだけの話が満載のトークショーで、話した内容は、そのまま書けない。

そうお断りしておくとして、これは日本のメディア界を捉える上で面白い視点というか、手法だなと思ったのは、「あえてレバタラ話をしてみる」「なぜなぜ話をしてみる」ということである。つまり、もしあの時、◯◯していればどうなったのだろうという話をしてみるということだ。半分は妄想にすぎない。ただ、いま起きている問題を明確にしてみるには有効な手法だと感じた次第だ。

もし、電通、博報堂、リクルートのいずれかがヤフー・ジャパン立ち上げ時に出資していたら、どうなったのか?
同様に、楽天やドワンゴやLINEなどの立ち上げ時に、巨額の出資をしていたら、どうなったのか?

リンク先を見る リクルートという幻想 (中公新書ラクレ) [新書]
常見 陽平
中央公論新社
2014-09-09



拙著、『リクルートという幻想』の最終章でも触れたが、なぜ、楽天などと経営統合して世界のIT企業を迎え撃つという発想はできないものなのか(いや、迎え撃つというのではなく、攻めに行くくらいの発想になるか)。

なぜ、リクルートから(いや、電通、博報堂からも)食べログ、アットコスメ、読書メーター、LINEなどのサービスは世に出なかったのか。

こういうレバタラ話の多くは、一見すると無意味である。しかし、突き詰めたレバタラ話や、なぜなぜ話により、これらの企業の課題が明らかになるのだろう。今後に活かせる教訓も出てくるのだろう。

どの企業も、とっくに日本の大企業である。この10月にはリクルート上場により、これらの企業はすべて上場しているということになる。ますます、立派な大企業感が漂う一方、グローバル競争や、株主の論理に巻き込まれていくのだろう。

その先に何があるのか。激しく傍観することにしよう。

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