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ソフトバンクが買収を検討するドリームワークス・アニメーションSKGとはどんな会社?

ソフトバンクが米国のCG映画製作会社、ドリームワークス・アニメーションSKG(ティッカーシンボル:DWA)を買収する交渉に入っていると伝えられています。

ドリームワークス・アニメーションSKGはドリームワークスSKGからスピンオフさえた会社で、ジェフ・カッツエンバーグによって経営されています。同社は創業以来、これまでに『シュレック』、『マダガスカル』、『カンフーパンダ』など27のCG(コンピュータ・グラフィックス)映画を出してきました。

親会社のドリームワークスSKGは映画監督スティーブン・スピルバーグ、ディズニーの幹部だったジェフ・カッツエンバーグ、レコード・プロデューサーのデビッド・ゲフィンの三人によって1994年に設立された映画製作会社です。

大企業が割拠する中で、ドリームワークス・アニメーションSKGはニッチ戦略をとっています。時価総額は約19億ドルです。

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同社の売上は映画への依存度が高いです。

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同社は通常、自社制作した作品の権利の100%を保有しています。ただ配給権に関しては親会社や外部企業と分け合います。

同社の売上高は去年の映画ならびにそれ以前のタイトル(ライブラリ=黄色)が占める割合が大きいです。

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この理由は新作の封切り映画がアメリカで大ヒットしなくても、それがアジアなど海外市場では好意的に受け入れられるケースが増えていることによります。コンテンツの消費市場がグローバル化する中で、CG映画のライフタイム・バリューに変化が出ているというわけです。

同社の業績は直近ではヒット作に恵まれていないので横ばいが続いています。

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その意味ではドリームワークス・アニメーションSKGは、スプリント同様、「業界の下位企業の業績が低迷しているときに逆張りする」というソフトバンクらしい案件と言えます。

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(文責:広瀬隆雄、Editor in Chief、Market Hack

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