- 2014年09月24日 08:00
500名を超えるプロボノ・ボランティアを率いる経営コンサルタントが語る、プロボノについての本音トーク
2/4写真:かものはしプロジェクトのプロボノ・ボランティアメンバーの集合写真
小川:齋藤さんの具体的なプロボノの活動についてお聞きしたいと思います。
齋藤:これまで大きく3つの活動をしてきました。最初は、イベントなどの企画・運営をして資金を調達するファンドレイジングに携わりました。
次に、自身のスキルや経験を活かしてかものはしプロジェクトのサポートをしたいと考え、事業収入の核となっている個人会員の寄付を拡大するための戦略立案を行い、講演会のターゲットやプロセスの改善を実施しました。
その後、本業のスキルや経験を活かして社会問題を解決するプロボノの面白さや可能性に着目し、「かもカフェ!」の代表として500名を超えるプロボノ、ボランティアのマネジメントに従事しています。
小川:ご自身のスキルや経験を活かしてプロボノをするだけでなく、500名を超えるプロボノ、ボランティアの方を率いてらっしゃるのですね。さぞかしお忙しいと思うのですが、プロボノにどのぐらいの時間を割いていますか?
齋藤:時期によって変動はありますが、平均すると1日1時間程度です。私自身は、本業の活動を優先しつつ、空き時間でプロボノをすることが、生活のバランスを崩さず継続的に活動できる(=プロボノとしてのインパクトを最大化できる)と考えているため、プロボノに過剰に負荷をかけないことを意識しています。
経営コンサルタントのスキル、経験を活かして
小川:なるほど。プロボノに過剰に負荷をかけないことは大事ですよね、本業もあるわけですから。あらためて齋藤さんの本業についてお伺いしたいです。本業は何をなさっているのですか?
齋藤:本業は、アビームコンサルティングで経営コンサルタントをしています。主に新規事業立ち上げやマーケティング戦略策定などのプロジェクトに関わってきました。
コンサルティングスキル(ロジカルシンキング・インタビュー・ファシリテーション・ドキュメンテーション・プレゼンテーション)やプロジェクトマネジメントといった、コンサルタントとしての基本的なスキルなどを有しています。これらのスキルを活かして、先ほどお話した会員獲得の戦略策定や組織のマネジメントを行っています。
コンサルタントは「企業の問題を解決する」ことがミッションなので、「社会の問題を解決する」ことをミッションとするNPOとは、必要とされるスキルに親和性があると考えています。



