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特集記事に寄付を募るーー海外メディア「Esquire(エスクワイア)」の事例

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米雑誌メディア「Esquire(エスクワイア)」が特定の記事限定で課金を求める取り組みをしています。

あくまで実験的なものですが、今回は9.11について書かれた記事「THE FALLING MAN」にて寄付を募りました。ワールドトレードセンター(世界貿易センター)から落ちていく男性を収めた写真と記事で、2003年の初出以来、2000万人が読んでいます。

課金ではなく、寄付としたのは、今回集まったお金がイラクやシリアで台頭するISIS(イラク・シリア・イスラム国)によって殺害されたジャーナリスト・ジェームズ・フォリー氏の基金「James Foley Scholarship Fund」に行くからです。寄付額は2.99ドルで、目標は20万ドル(約2000万円)。

9.11の13周年というタイミングや、過去の秀逸な特集記事をもちいて、課金実験をおこなっているのは興味深いです。

過去には「The Prophet」という1万字ほどの特集記事で、初めて1.99ドルの課金をしたことがあります。このときは読者の3〜4%が有料購読してくれたとのこと。

今回のものも含め、活用されたのは「TinyPass」という課金システム。スマートニュースの藤村さんが過去に「メディアのコンテンツ課金 新たなブレークスルーの出現」という記事で触れています。

  • 個別コンテンツへの課金
  • 月額/年額などの定期購読
  • 寄付金型課金(金額任意)
  • メーター制課金(サイト全体で無料閲覧記事数を定め、それ以上に課金)
  • 期間(時間)限定課金(あるいは非課金)
  • ファイルダウンロード課金
  • (たとえば筆者とメディアの間で)課金のシェア

以上のような細かい課金設定ができるのですが、便利そうです。課金を求めるための設計の多様性というのは今後もっと増えてきてほしいと思います。

最近ではハフィントンポストが「ファーガソンの暴動」に関してクラウドファンディングをおこなったり調査報道を後押しする海外のクラウドファンディングサイトも多くでてきています。報道×資金調達も合わせてチェックしたいですね。


Interesting idea: Esquire puts up a paywall for a single article and will donate the proceeds — Tech News and Analysis

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