記事

内閣官房報償費(機密費)情報公開訴訟提訴のマスコミ報道と陳述書の紹介

はじめに

2013年分の内閣官房報償費(機密費)に関する行政文書のうち、その使途のわかるものが全部非開示されたので、昨日、私(原告)は、その取消す等を求めて大阪地裁に提訴しました。

13年分内閣官房報償費(機密費)情報公開訴訟を大阪地裁に提起しました!

これについてマスコミは報道してくれました。
インターネットで検索し、現時点で把握しているものだけをご紹介します。
(例えば、NHK総合テレビのお昼の関西のニュースでも報道されましたし、毎日新聞の夕刊(大阪本社版)でも報道されたようですが、検索しても出てきません。
個々のマスメディアにアクセスすると、もっと把握できるでしょうが、忙しくてそれが出来ていません。
後で把握できたものは追加して紹介します。)

また、先行の裁判で私が大阪地裁に提出した陳述書を再度紹介しておきます。


1.マスコミ報道

(1)テレビ報道
09/17(水) BS1 【BS列島ニュース】
市民グループ・“官房機密費の使いみち公開を”・提訴

 第2次安倍内閣が去年1年間の官房機密費の使い道を明らかにしないのは違法だとして、大阪の市民グループが情報の公開を求める新たな訴えを起こした。
 訴えを起こしたのは、弁護士などで作る大阪の市民グループ「政治資金オンブズマン」のメンバー。
 市民グループはことし1月、第2次安倍内閣が発足してから1年間の官房機密費の使いみちなどの公開を求めたが、「事務の円滑かつ効果的な遂行に支障を及ぼすおそれがある」などとして、認められなかった。
市民グループはこれまでも同様の訴えを起こしているが、今回は「情報公開法で非公開の対象となるものではなく、公開しないのは違法」として情報の公開を求めている。
 これまでの裁判では、1審で一部の文書の公開を命じる判決が言い渡され、2審の裁判が進められている。
市民グループの共同代表・神戸学院大学法科大学院・上脇博之教授は「全面非開示は民主主義社会、民主主義国家にとっては異常」と話した。
 訴えについて内閣官房内閣総務官室は「訴状を確認してから対応したい」としている。
日本テレビ[ 9/18 0:51 読売テレビ]
NEWS24
安倍内閣の官房機密費使途公開求め提訴(大阪府)

訴えを起こしたのは大阪の市民団体「政治資金オンブズマン」のメンバー。菅官房長官が去年支払いを受けた官房機密費13億6千万円について、具体的な使い道などが開示されないのは違法として、17日大阪地裁に提訴。資料の公開を求めている。
http://www.news24.jp/nnn/news88910738.html(今なら動画を見ることができます)

(2)新聞等の報道
時事通信(2014/09/17-11:39)
機密費の使途開示求め提訴=現内閣の13年分-大阪地裁

 第2次安倍内閣で支出された官房機密費(内閣官房報償費)の使途を開示しなかったのは違法だとして、市民団体「政治資金オンブズマン」のメンバーが17日、国を相手に情報公開を求めて大阪地裁に提訴した。
 訴状によると、メンバーが2013年分の官房機密費約13億6000万円の支出について開示請求したのに対し、国は14年3月、具体的使途に関する文書を不開示とした。原告側は、帳簿や領収書を開示しても支払いの相手先が明らかになるわけではないと主張している。
産経新聞2014.9.17 12:05
官房機密費の公開求め提訴 大阪の市民団体、過去2件は1審で一部開示命令

 第2次安倍政権発足後の平成25年1~12月に菅義偉官房長官が支出を受けた内閣官房機密費(報償費)計約13億6千万円の使途に関する情報公開請求を不開示としたのは違法として、大阪市の市民団体「政治資金オンブズマン」のメンバーが17日、国に不開示処分の取り消しを求める訴訟を大阪地裁に起こした。
 同様の訴訟はこれまでに安倍晋三首相が官房長官だった17~18年の支出分と、河村建夫官房長官時代の21年の支出分をめぐり2回起こされた。大阪地裁は24年、いずれも一部文書の開示を命じる判決を言い渡したが、国側が控訴したため、大阪高裁で係争中。
 訴状によると、メンバーは今年1月、機密費の使途に関する文書の情報公開を請求。国は3月、「使途に関する文書を明らかにすることは事務の遂行に支障を及ぼし、他国との交渉上不利益を被る恐れがある」と全面不開示とした。
朝日新聞2014年9月17日13時24分
官房機密費の使途公開求め提訴 大阪の市民団体

 第2次安倍内閣の2013年に支出された内閣官房報償費(官房機密費)約13億6千万円の使い道を公開しないのは不当だとして、大阪の市民団体「政治資金オンブズマン」のメンバーが17日、国に開示を求める訴訟を大阪地裁に起こした。
 同オンブズマンによる官房機密費の使途公開を求める訴訟は、安倍晋三首相が官房長官を務めた小泉純一郎内閣時の05~06年と、麻生太郎内閣時の09年が対象となった2訴訟に続き3例目。過去2件では同地裁が12年にそれぞれ不開示処分を一部取り消す判決を出し、原告、国側双方が控訴している。
 内閣総務官室は「訴状を確認してから対応したい」とのコメントを出した。
読売新聞2014年09月17日 14時11分
官房機密費使途不開示、取り消し求め提訴

 菅官房長官が2013年に支払いを受けた官房機密費(内閣官房報償費)の使途に関する文書を公開しなかったのは違法として、市民グループのメンバーが17日、国を相手取り、不開示処分の取り消しなどを求める訴訟を大阪地裁に起こした。
 原告は「政治資金オンブズマン」(大阪市)のメンバー。訴状によると、オンブズ側は今年1月、13年の支出分を情報公開請求。内閣官房は3月、国庫から約13億6000万円の支出があったとしたが、具体的な使い道や支払先名は不開示とした。
 原告側は「闇の中で毎月1億円もの支出が続けられている」と主張。内閣官房内閣総務官室は「訴状が届いてから対応を検討する」としている。
 官房機密費の使い道に関する文書公開を巡っては、05~06年と09年の支出分を巡る2件の訴訟で、同地裁が、機密費を官房長官に支払う際に作成する「政策推進費受払簿」など一部文書の開示を命じ、双方が控訴して大阪高裁で係争中。


2.2013年の「報償費」

菅内閣官房長官が2012年12月からの2013年末までの内閣官房「報償費」について、私は情報公開請求しましたが、(開示漏れでなければ)2012年12月は請求・支払いがなかったようです。
2013年分(2013年度分ではない)の個々の請求・支払い等については、以下のとおりです。
合計すると、13億6000万円超になります。
2013年(平成25年)内閣官房報「償費費」の請求・支払い状況
請求日              支払日           請求者・債主  請求金額・支払金額(円)
2013(平成25)年1月4日(金) 同年1月8日(火) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年1月4日(金) 同年1月8日(火) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年1月30日(水) 同年2月4日(月) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年1月30日(水) 同年2月4日(月) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年2月20日(水) 同年2月22日(金) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年2月20日(水)  同年2月22日(金) 内閣官房長官 菅義偉  80,211,000
2013(平成25)年4月1日(月)  同年4月4日(木) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年4月1日(月)  同年4月4日(木) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年4月22日(月)  同年4月24日(水) 内閣官房長官 菅義偉  70,000,000
?????       2013(平成25)年4月24日(水) 内閣官房長官 菅義偉  30,000,000
2013(平成25)年5月21日(火) 同年5月24日(金) 内閣官房長官 菅義偉  30,000,000
2013(平成25)年5月21日(火) 同年5月24日(金) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年5月21日(火) 同年5月24日(金) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年6月20日(木) 同年6月25日(火) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年6月20日(木) 同年6月25日(火) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年7月23日(火) 同年7月26日(金) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年7月23日(火) 同年7月26日(金) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年8月21日(水) 同年8月26日(月) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年8月21日(水) 同年8月26日(月) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年9月19日(木) 同年9月25日(水) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年9月19日(木) 同年9月25日(水) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年10月23日(水) 同年10月28日(月) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年10月23日(水) 同年10月28日(月) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年11月20日(木) 同年11月25日(月) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年11月20日(木) 同年11月25日(月) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年12月17日(火) 同年12月20日(金) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
2013(平成25)年12月17日(火) 同年12月20日(金) 内閣官房長官 菅義偉  50,000,000
合計                                             1,360,211,000
請求については「請求書」による。支払いについては「支出済一覧表」による。曜日は上脇が調査。
支払日が2013(平成25)年4月24日(水)の「報償費」については、請求書がありません。
開示漏れかもしれません!? 

以上は、あくまでも「科目」が「報償費」のものだけです。
「支出済一覧表」をみると、ほかの「科目」であれば、大臣が債主のものがあります。
例えば「科目」が「拉致問題対策情報収集等活動費」のものがあり、その支払日は2013(平成25)年2月22日(金)で、債主は「拉致問題担当大臣 古屋圭司」、その金額は20000000円。
しかし、これは、「科目」が「報償費」ではないので、含んでいません。
(その請求書が開示されていないので、私の情報公開請求の対象には含まれていない、ということなのでしょう。)

3.原告(私)の陳述書

安倍官房長官時代の訴訟(地裁では一部勝訴、現在控訴審で係争中)で、大阪地裁に提出した私の陳述書は、以前紹介しました。
インターネット上では「機密費だから当然開示されるはずがない」旨の、現状を無視した意見があるようなので、私の陳述書を再度紹介しておきましょう。

内閣官房報償費(機密費)情報公開訴訟における原告(私)の陳述書その1

内閣官房報償費(機密費)情報公開訴訟における原告(私)の陳述書その2

内閣官房報償費(機密費)情報公開訴訟における原告(私)の陳述書その3

内閣官房報償費(機密費)情報公開訴訟における原告(私)の陳述書その4

私の陳述書のPDFでの紹介と本人尋問の報告

あわせて読みたい

「情報公開」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    河野氏の停電対応 元医官が絶賛

    中村ゆきつぐ

  2. 2

    真実知らされぬ韓国国民を心配

    小林よしのり

  3. 3

    小島慶子氏の旭日旗批判は筋違い

    和田政宗

  4. 4

    舛添氏 小泉環境相の発言に懸念

    舛添要一

  5. 5

    iPhone8~11 今買うべきはどれか

    S-MAX

  6. 6

    菅長官 国民の「当たり前」重視

    菅義偉

  7. 7

    韓国でK-POPファンに売春を強要

    文春オンライン

  8. 8

    元イクメン議員が進次郎氏に苦言

    AbemaTIMES

  9. 9

    大田区の海外視察費が1800万円超

    大田区議会議員奈須りえ

  10. 10

    進次郎氏の謝罪に元官僚「喝だ」

    AbemaTIMES

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。