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小僧com平松庚三氏 インタビュー1

インターネットの安全安心に関する動きについては、自主的な取り組みで問題を解決を図る事業者、教育周知活動を行う学校、条例制定を目指す自治体など、昨今、各プレーヤーの動きが多く報道されている。コミュニティサイトではどのような対策が取られているのか、あるいは実態はどうなっているのか。

今回は、コミュニティサイト「小僧SNS村」を運営している小僧com株式会社 代表取締役会長兼社長平松庚三氏にお話を伺った。平松氏はライブドア(現LDH)の元社長で、私の元上司でもある。「小僧SNS村」は、シニア層をターゲットにしたSNSであり、アットホームな雰囲気が特徴。違法有害情報とは無縁の世界にも見えるが果たしてどうだろうか。

−小僧comでは、インターネットの違法有害情報に関してどのような方針で運営されていますか?

平松:ネットの良いところというのは、オープンであるところだと、僕は考えています。小僧SNS村は本当の意味でのオープンにしており、何にでもオープンにしているわけです。小僧SNS村のテーマは「50.60はハナタレ小僧。30、40はヨチヨチ歩き」っていうんですけど、小僧SNS村の利用者層は、 50、60歳以下が半分以上で、平均が40の中間ぐらいです。

で、大人のサイトなので、例えば公序良俗に反するというものは、ほとんどないんですね。それらしきものがあったとしても会員からは無視されるんです。だから問題になったことはないんです。ただ、数回、明らかにいかがわしい仕事をする女性がいて、強制的に退会させたことはありました。

また、明らかに個人ではなく、バックに反社会的勢力があるかもしれない会員がいたこともあるんですけど、それは内容についての改善を通告した上で会員資格の剥奪を行ったことはあります。だけど基本的に大人のサイトなので、本当にオープンにしているんだけど、特に問題は起こっていないんです。

その他にPVをかせぐために自分のブログにバナーを貼ることをしている人もいて、それは良いのかと業界をよく知っている人から言われることもありますけど、「いいんじゃないの」って言ってます。だってそういったサイトも、読むか読まないかは会員が決めるわけだから。

基本的にはインターネットの世界はオープンであるべきだと考えていますけど、大人ではなく、子ども達を対象としたビジネスをするならば、考え方が変るかもしれない。24時間パトロールはつけるでしょうね。

−コミュニティサイトのトラブルがあったこともあり、携帯電話上のコミュニティサイトの基準を第三者機関が設定し、認定を受けるといった仕組み作りが出来ました。それでもコミュニティサイトに大人が入り込むなどのトラブルが出てくることもあるんですね。

平松:そういったことは、モラルの問題なので、いくら法律を作っても、同じような事件は起こり得るんです。

−インターネットサイト上の規制が厳しくなってきている動きがあり、特に児童ポルノに関わるものは共通リストを作成して、規制される(ISPによるブロッキング)という動きが出てきています。

平松:これはプロバイダ(ISP)の責任で、彼らが基準を決めるべき。それぞれの倫理というのが、分からないわけですよね。倫理っていうのは、国でも違う、個人でも違う、時代によっても違う。日本だってつい、この前だったら女性のヌードがだめだったものが、地下鉄の中刷りに出るわけなんだから。

次号に続く

(株式会社ライブドア メディア事業部 マネージャー カスタマーサポートセンター長 高橋誠)

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