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人命軽視は帝国海軍以来の伝統 海自のパワハラ

海自のパワハラ、35人目撃 自殺で全乗組員聞き取り
http://www.asahi.com/articles/ASG926S44G92UTIL048.html?iref=comtop_list_nat_n02

 いや、さすが帝国海軍の後継者を自認する海自だけのことはありますね。

 以前、撃墜王・故坂井三郎氏が、戦後、海軍の将官まで務めた人に「坂井君、海軍は良い所だったなぁ。」と言われて、「あなたたち海兵出の士官にとってはそうだったでしょう。でも、私たち兵隊にとっては悲惨な所でしたよ。」と答えたという話があります。(最終的に坂井氏は尉官にまで昇進)
 兵隊の人権なんて、屁とも思っていなかったのが帝国海軍。まあ、お手本だったロイヤル・ネイビーもかつては水兵は人さらいで集めていたわけですが、そんなところは真似しなくていいのに。

 この手のいじめが横行するのは艦艇が密室であることが大きく影響しています。ですが、それはどこの国の海軍でも同じです。

 もう一つは、海自は艦艇の乗組員が慢性的に不足しており、問題隊員を辞めさせたりできないということがあります。数年前に護衛艦だけでも乗組員の充足率は9割を目指すとかいっておったのですが、達成されたのでしょうか。 
 来年度の予算でも人員が大幅に増える予定はないようです。近年は潜水艦も以前の定数16隻から増えており、「いずも」級など乗組員の多い船も増えます。一体どうするのでしょうか。

 艦隊をダウンサイズするか、あるいは陸自の部隊を削減して、余った隊員を海自に回すしか手はないと思うのですが、どちらも実現しそうにありません。
 数が減っても戦える体制をつくるよりも、艦長のポストの数を維持する方が重要なのでしょうか。

 まあ、あとは、無駄に人間を抱えている間接部門なども見直しが進んでおりません。

 「兵隊ゴッコの玩具」さえ揃っていれば戦力だと、威張っているのは滑稽なのですが、海自の偉い人達のメンタリティを変えるのは難しいでしょう。 

 本来こういうところは政治家の仕事の領分ですが、官僚や制服組のご説明を丸呑みする人達が多く、実態を把握して改革をしようというセンセイ方は極めて少数です。
 艦艇の乗組員の充足率を上げるよりも、必要かどうかも分からない米国製のお高い玩具を、まともな手続きも踏まずに急いで導入させる方が、自衛隊を強化すると思っているのでしょうね、アレな総理は。まあ観艦式だけ観ていれば「精強なり、我が海軍」と思ってしまうのでしょう。

 アレな総理の健康問題は、最近発行された週刊誌が伝えておりますが、近くで見ている人達によると、テレビではメイクをしていますが、近くで見ると顔色は悪く、髪の毛も最近は結構減ってしまったようですし。



   東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
結論ありき」で高額な兵器を調達する怪
防衛省概算要求に隠された問題<前編>
http://toyokeizai.net/preview/dd9c698dc49dbfafe1fdddad129294461604ead0

 
フジテレビ、愛国報道の「異様な光景」
ジャパンエキスポは排他的なイベントではない
http://toyokeizai.net/articles/-/45401?page=2
 

コマツが防衛事業から撤退すべき5つの理由
取り組み姿勢が、キャタピラーとは対照的
http://toyokeizai.net/articles/-/45208

英航空ショー出展、中小企業「匠の技」とは?
盛んな商談、航空機ビジネスに食いこむ好機に
http://toyokeizai.net/articles/-/44434

新しい防衛航空宇宙専門サイトを始めました。
「東京防衛航空宇宙時評・Tokyo Defence & Aerospace Review」

http://www.tokyo-dar.com/



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