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ブラジルさん、危機に陥った欧州の皆さんを敢然とDISる

 ブラジルさん、マジでパねぇっす!!

 欧州はまず自身で問題解決の努力を=ブラジル財務相

http://jp.wsj.com/World/Europe/node_309642

 何というか、時代は巡るというか、よりによってエマージング中のエマージングであったブラジル、それも北米経済の裏庭的ポジションであるブラジルの、それも財務相であるマンテガさんが言っちゃうという。

 これがどういう面白ニュースであるかというと、この三日前のこの表明から見ても分かるところでありまして。

ブラジル経済ウィークリー:マンテガ財務相が新興諸国による欧州支援を検討
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20110917-00928004-fisf-bus_all.vip

 数日前は、「俺たち新興諸国が欧州支援を検討してやってもいいんだぜ」と変化球で誘い球を投げておいて、突然冒頭の欧州の自助努力を促す、ど直球をドカンと内角に投げ込む感じです。どこぞの国の注目していきたい前財務相とはモノが違います。

 ブラジルは昔から機動的な財務政策を得意としていることもあって、よく効きに陥ったり突然持ち直したりといった乱気流経営が続くんですけれども、そういう軽量級経済の悲哀とは別の割り切りを感じて好感が持てます。例えば、アメリカがそろそろ景気がやべえので追加緩和する観測が出るや、いきなりマンテガさんが出てきて「レアル高は容認しねえぞコラ」とかいうわけですね。

米FRBが追加緩和した場合、ブラジルはレアル高容認しない=マンテガ財務相
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT898936820110901

 もう真正面からビッグ兄貴に喧嘩を売るようなスタンスなんですけれども、ブラジルが受け入れている投資の64%はアメリカ兄貴からということを逆手にとって派手に通貨戦争やんなら戦うぞオラということを言うんです。ある意味で、ブラジルが経済混乱に陥って一番困るのは”表経済”のアメリカだという瀬戸際外交的な部分も若干あるんですけれども、そういうことが言えるというのは本当に素晴らしいんです。

 左翼政党から出てきた経済閣僚は往々にしてアレなことをやらかす傾向が強かったんですが、案外うまくいくもんなんですね。こうなったら我が国も金子勝君に財務大臣に就任していただき、アメリカ相手に言いたいことを言っていただいて財務会談の申し入れを断られたり韓国救済のIMF拠出を無期限延期したりして世界的経済混乱の引き金を引く活動に従事していただきたいです。

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