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批判されたからやめたの?新城市議会の議員の情報発信規制

議員のブログやツイッターでの発信内容に制限をかける「ルールづくり」を決定していた愛知県新城市議会が、一転、「ルールづくりは行き過ぎた部分があった。制限はしない」ことに一転することを「議員の総意」で決定したという。

問題の発端は、議員の品位のない発言。それをツイッターで批判した議員に矛先が向き、全員協議会で、「公職の立場でありながら、議会で問題提起する前に、自らの主観を表に出すのはいかがか」「個人名を挙げるなら相手に通告するなど配慮すべきだ」などどいった意見が出たのを受け、ブログやツイッターで発信する際のルールをなんらかの形で設けることを申し合わせていた。

このことが中日新聞で報じられてから、議員の情報発信を規制するのは時代に逆行しているなどと議会を批判するメールなどが相次いだという。

ルールづくりの取りやめを決めたのは、非公開の特別委員会だという。
議会は公開が大原則。それを非公開とする理由は何だろう。
あまりに情けない議論をすることを市民やマスコミに見られるのが困るからかどうかはわからないが、どのような議論があったのか、知りたいところであるが、議会の会議を簡単に非公開にしてしまうほうが問題は大きい。

議会の会議は公開が大前提であり、公開の会議のもとでの発言は当然すべてオープン。
オープンな会議での発言についてツイッターやブログで発信することを規制しようとしたのが新城市議会。
では、非公開となった会議で話し合われてしまったら、その会議に参加していた議員が会議の内容をツイッターやブログで発信することは禁じ手ということになりかねない。
議員のツイッターやブログどころか、市民、マスコミもシャットアウトして会議を開くことほど、時代に逆行することはない。
なにゆえの非公開だったのか、説明が必要だ。
中身のない議論を市民やマスコミに見られるのは恥ずかしいから非公開としたのか、それとも、もっと巧妙な考えとしてツイッターやブログ規制のルール化を考えなくても会議自体が非公開であるなら規制のルールも不要だという知恵を付けたのか。どっちだろう。

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