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福島原発事故等における海外報道問題に関するサイトを立ち上げました

 告知というより報告って感じではありますが、福島原発事故における放射性物質漏れなどに対して、海外の報道機関が日本の事故内容について事実に基づかない報道をするケースがままあり、企業、個人に対する風評被害らしきものが広がっております。

 これへの反証・反論をするサイトを有志で立ち上げてみましたので、よろしければご協力賜れますと幸いです。

fukushima_factcheck
https://sites.google.com/site/factcheck311/

 最初は「さぞやたくさん酷い報道があるのだろう」と思いまして、各社新聞ほか報道を取り寄せて眺めてみたんですが、意外なほど冷静というか、原発が爆発した=死みたいなパニックを誘発するような記事は少ない印象でした。むしろ、日本にたまたま居合わせた外国人ジャーナリスト自身がパニックになって東京から出て行ってしまったりとか、原発問題で名前を上げたい日本人が海外メディアに対してインタビュー上で根拠なく面白おかしいことを言う、といった事例のほうが多いように感じられます。

 一番問題なのは、問題が大きすぎて海外のメディアがあまりきちんと日本の福島や宮城・岩手の問題を咀嚼しきれていないということでしょう。インフラ会社が原発にダメージを食らって汚染を広げてしまったので、認可を出している政府が当然収拾に責任を持つんでしょう的な、結構あっさりとした解説が多くて驚きます。いや、東京電力って上場会社なんですが。

 また、お国柄というのも比較的ありまして、ロシアなどは日本の事態には凍てつくほど冷静です。津波とカップリングされているので、どうしても事態の全容が外国からは見えにくい部分があるのですが、概ね事態の状況や解決方法について、あるいは日本政府の対応といったところを淡々と報じるのみであって、韓国のように「我が国にも日本の放射性物質が来る」的な不思議論調は見られません。

 一方、フランスの場合はやはり原子力大国ということもあり、Le mondeのような元々反核な論調をしている仏字紙は今回の事態を悲観的に見ているようですが、それとは別に原子力推進派からも日本の状況は芳しく思われていません。すなわち、原子力の活用自体は本来問題ではないが、日本固有の地震・津波といった現象や、緊急事態に弱い日本型組織の問題が事態を悪化させたというような、仏エネルギー政策への波及を止めたいということで日本を否定するという論調が強いようです。

 中国の商業誌なんかでは、韓国の部品メーカーが「日本製部品には放射性物質が混じっていて危険」という風評を積極的に流しているとかいう話があるなど、アジア圏はマジカオスです。いちいち見てられないので、微妙なんですけれども。

 少しずつ記事や反証ものを掲載していくなどしてゆるゆると充実させて参りますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

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