記事
- 2011年01月05日 18:12
「無料」ゲームで「高額」請求とはこれいかに
禅問答みたいな表題になっておりますが、さわやかなニュースが流れてきまして、年始多忙な社内で健やかで穏やかな笑みがこぼれます。
携帯「無料」ゲーム、高額請求の相談は平均9万5000円 トラブル急増
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1101/05/news016.html
(via Mobile Marketing News http://www.mmnews.jp/2011/01/95000.html)
「怪盗ロワイヤル」アイテム詐欺多発、中傷も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110105-00000729-yom-soci
一応、真面目な話をしておくと、Mobile Marketing Newsさんが締めに書いておられたように、ここがひとつの業界としての分岐点であり、消費者金融や派遣業態と同じように規制がかかって高収益モデルが崩壊して業界の終わりになってしまうのか、自主的な枠組みの中で自律的な信用回復モードに入ってコンテンツ・プロバイダーとしての役割を確立するのかという岐路に立っていると思います。
もちろん、分別の付かない子供に携帯を渡して高額のガチャを回させて被害だと言い張る親も問題なのですが、そもそもパチンコ業界にせよ消費者業界にせよ、そういう多少知能の足りない人を相手に商売をする以上、私たちが普通に持っているだろうモラルよりもはるかに低い閾値でも社会問題化しないように経営していくことが求められる局面に入っているのも事実です。
実際には、EMA然り記事中のたらい回し対応然り、まあ仕方がない部分も大きいのだろうけれども、「大人の」対応のみでよしとしてきた結果として、これらの枠組みが本来の機能を果たせず業界全体への規制へと結びついていってしまうのは本来望ましい対応ではなかったかと思います。
もちろん、今後は未成年略取の問題と絡めて、やっぱり青少年・児童が被害に遭っているというロジックで規制していきたい雰囲気が醸成されていかざるを得ませんから、より一層の努力を各社にはお願いしつつ、良い形での着地が見られるように祈念する次第です。
--
「怪盗ロワイヤル」アイテム詐欺多発、中傷も
読売新聞 1月5日(水)14時54分配信
携帯ゲームサイト「モバゲータウン」などで人気のソーシャルゲーム「怪盗ロワイヤル」で、ゲーム内で使う武器などのアイテムをだまし取られるトラブルが相次いでいる。
アイテムはゲーム内の仮想通貨で購入できるものだが、インターネット上のRMT(リアル・マネー・トレード)では現実の通貨で高値売買されており、識者からは「原則無料の携帯ゲームは子どもの利用者も多く、運営者側が対策を急ぐべきだ」との声も出ている。
「相手と連絡がつかず、手の打ちようがない」
怪盗ロワイヤルのプレー仲間に交換を持ちかけられ、1万円相当のアイテムをだまし取られた千葉県の主婦(27)は悔しがる。
怪盗ロワイヤルは、自分の分身のキャラクター(アバター)を育成しながら、武器などのアイテムを集めたり、仲間を募ったりして、他のユーザーと宝物を巡って闘う人気ゲーム。
他のユーザーにアイテムを贈ることができる「プレゼント機能」もある。主婦はこの機能を使って昨年10月、プレー仲間とアイテムを交換することになり、まず自分のアイテムを渡したという。
ところがその直後、相手は特定のユーザーからのメールやコメントを拒否できる「ブラックリスト登録」を悪用し、主婦との通信を一方的に遮断してしまった。
アイテム売買が原因となって、ゲーム内で中傷を受けるケースも。
福岡県の30代男性は昨夏、知人に頼まれ、アイテムをネットオークションに出品し、計約11万円で売ったところ、その直後からサイトで自分のページに「早くアイテムを返せ」「詐欺師の仲間か」といった中傷メールが殺到。結局、男性はゲームをやめてしまった。
男性は取材に対し、「出品したのは、知人が『交換』と称してだまし取ったアイテムだったようだが、自分もだまされただけ」と話す。
最終更新:1月5日(水)14時54分
携帯「無料」ゲーム、高額請求の相談は平均9万5000円 トラブル急増
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1101/05/news016.html
(via Mobile Marketing News http://www.mmnews.jp/2011/01/95000.html)
「怪盗ロワイヤル」アイテム詐欺多発、中傷も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110105-00000729-yom-soci
一応、真面目な話をしておくと、Mobile Marketing Newsさんが締めに書いておられたように、ここがひとつの業界としての分岐点であり、消費者金融や派遣業態と同じように規制がかかって高収益モデルが崩壊して業界の終わりになってしまうのか、自主的な枠組みの中で自律的な信用回復モードに入ってコンテンツ・プロバイダーとしての役割を確立するのかという岐路に立っていると思います。
もちろん、分別の付かない子供に携帯を渡して高額のガチャを回させて被害だと言い張る親も問題なのですが、そもそもパチンコ業界にせよ消費者業界にせよ、そういう多少知能の足りない人を相手に商売をする以上、私たちが普通に持っているだろうモラルよりもはるかに低い閾値でも社会問題化しないように経営していくことが求められる局面に入っているのも事実です。
実際には、EMA然り記事中のたらい回し対応然り、まあ仕方がない部分も大きいのだろうけれども、「大人の」対応のみでよしとしてきた結果として、これらの枠組みが本来の機能を果たせず業界全体への規制へと結びついていってしまうのは本来望ましい対応ではなかったかと思います。
もちろん、今後は未成年略取の問題と絡めて、やっぱり青少年・児童が被害に遭っているというロジックで規制していきたい雰囲気が醸成されていかざるを得ませんから、より一層の努力を各社にはお願いしつつ、良い形での着地が見られるように祈念する次第です。
--
「怪盗ロワイヤル」アイテム詐欺多発、中傷も
読売新聞 1月5日(水)14時54分配信
携帯ゲームサイト「モバゲータウン」などで人気のソーシャルゲーム「怪盗ロワイヤル」で、ゲーム内で使う武器などのアイテムをだまし取られるトラブルが相次いでいる。
アイテムはゲーム内の仮想通貨で購入できるものだが、インターネット上のRMT(リアル・マネー・トレード)では現実の通貨で高値売買されており、識者からは「原則無料の携帯ゲームは子どもの利用者も多く、運営者側が対策を急ぐべきだ」との声も出ている。
「相手と連絡がつかず、手の打ちようがない」
怪盗ロワイヤルのプレー仲間に交換を持ちかけられ、1万円相当のアイテムをだまし取られた千葉県の主婦(27)は悔しがる。
怪盗ロワイヤルは、自分の分身のキャラクター(アバター)を育成しながら、武器などのアイテムを集めたり、仲間を募ったりして、他のユーザーと宝物を巡って闘う人気ゲーム。
他のユーザーにアイテムを贈ることができる「プレゼント機能」もある。主婦はこの機能を使って昨年10月、プレー仲間とアイテムを交換することになり、まず自分のアイテムを渡したという。
ところがその直後、相手は特定のユーザーからのメールやコメントを拒否できる「ブラックリスト登録」を悪用し、主婦との通信を一方的に遮断してしまった。
アイテム売買が原因となって、ゲーム内で中傷を受けるケースも。
福岡県の30代男性は昨夏、知人に頼まれ、アイテムをネットオークションに出品し、計約11万円で売ったところ、その直後からサイトで自分のページに「早くアイテムを返せ」「詐欺師の仲間か」といった中傷メールが殺到。結局、男性はゲームをやめてしまった。
男性は取材に対し、「出品したのは、知人が『交換』と称してだまし取ったアイテムだったようだが、自分もだまされただけ」と話す。
最終更新:1月5日(水)14時54分



