- 2014年08月17日 05:00
地方に移住したい都市の若者よ、自力で「毎月12万円」稼げるようになりなさい
地方移住に関心がある若者が増えているようです。
田舎への定住希望が急増、20歳代で4割近くに
内閣府の調査によれば、田舎に移住した若者が増えまくっているそうで。
都市部の住民では、田舎への定住を希望する人が31・6%で、前回2005年調査より11ポイント増加。年齢別では20歳代が38・7%で最も多かった。希望者に定住のために必要な条件を複数回答で尋ねたところ、「医療機関の存在」(68・0%)、「仕事があること」(61・6%)と続いた。
約4割ってすごいですよね。かくいうぼくは実際に移住した組なので、たいへんこの気分はわかります。一足早く移住した人間としては、「すばらしい生活を堪能できてます!」と伝えたいですね。都市は生活環境悪いので、特別な理由(修行したい、人と出会いたい、実家があるetc)がなければ、基本的に地方に住んだ方がいいと思います。
「毎月12万円」稼げるようになろう
しかしながら、まさに調査でも浮き彫りになっていますが、問題は仕事なのです。地方には仕事が少ないので、移住しようと思ってもなかなか踏ん切りが付かないんですよね。ぼくが住む高知なんかは、仕事が少ないのに加えて、平均年収が全国最下位クラスだったりしますし…。
いや、違うのですよ。地方に住みたいのなら、自分で稼げるようにならなきゃいけないのです。運良く雇用が見つかる人もいるかもしれませんが、雇用を前提にするかぎり、なかなか移住は実現しないと思います。
自分で稼ぐといっても、そう難しい話ではありません。ざっくり計算する感じ、高知県高知市あたりだと、毎月12万円くらい現金を稼いでいれば、単身でごく普通に暮らしていけると思います(家族がいる場合は、もう少し必要です)。年金などは減免してもらう必要が出ると思いますが、住む場所とコミュニティを選べば十分豊かに暮らせます。
また、住む場所次第では、もっと少なくてもいけるはずです。中山間地域なんかだと家賃1万円の家とかリアルにありますからね。周りに畑があるので、農作物をおすそ分けしてもらったり、耕作放棄地を借りて野菜育てたりもできます。かなりギリギリのラインですが、独身なら毎月6〜7万円でも生きていけるんじゃないだろうか。
「毎月12万円稼ぐ」というのはそう難しい話ではありません。それこそ今はクラウドワークスとかJob-Hubのようなクラウドソーシングサイトもありますし、書き起こしとかやればそれだけで3〜4万はいけるかと。「クラウドソーシングで稼ぐ」というのは自力で稼いでいく上で、もっとも低いハードルだと思います。ホント良い時代になりましたねぇ。
それに加えて、東京で仕事を作って持ち込むとか、移住先で仕事を創りだすとか、知り合った人の仕事を手伝うとか…まぁ、そのくらいは創意工夫をすればなんとかなるはずですよ。
稼ぐ自信がない人は、150万円くらい貯金してから移住するというのも面白いと思います。とりあえずそのくらいあれば1年は移住生活することができるはずなので、その間になんとか仕事を作ってしまいましょう。
で、もしもダメだったら都市に戻ればいいのです。もっとも、地方には若い人が少ないですから、つながり方次第でどうとでもなると思います。仕事はないと書きましたが、普通に生きていけるバイトくらいはありますし。
「月3万円ビジネス」を知ろう
それでも自信が出ない人は、「月3万円ビジネス」という考え方を知ると、だいぶ価値観が変わると思います。その名の通り、「月3万円稼ぐくらいのスモールビジネスを、何個も持って生きていこう」という考え方です(「月3万 円ビジネス」という画期的な考え方、知ってますか?)。
非電化の冷蔵庫や除湿器、コーヒー焙煎器など、環境に負荷を与えないユニークな機器を発明する藤村靖之さんは、「地方で仕事を創る塾」を主宰している。
発明は、社会性と事業性の両立を果たさねばならない。真の豊かさを実現するために、「月3万円稼げる仕事の複業」「地方で持続的に経済が循環する仕事づくり」「〈奪い合い〉ではなく〈分かち合い〉」など、藤村さんの考え方と、その実例を紹介する。
たしかにこっちに来てみると、3万円稼ぐ程度の仕事なら、なんとでも創りだせる感じがします。空き家を調達してAirBnBで貸し出すとか、美味しくて安い野菜を東京に郵送するとか、ローカルガイドとしてツアーを提供するとか。いやホント、ぼくは食っていけなくなったら「高知観光を1日1万円でアテンドします」なんてビジネスを始めるつもりですよ。毎月3〜4万円は稼げるでしょう、きっと。
雇用を探すよりも、自力で稼げるようになった方が早いし、楽しいです。大金を稼ぐ必要があるわけでもありません。ぜひ、多くの方に地方移住という夢を実現してほしいと、高知の街中から願っております。いやー、ほんと引っ越してよかった。
- Hayato Ikeda
- プロブロガー



