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平和を望むなら、戦いに備えよ

 六十九回目の八月十五日を迎え、特に本日、肝に銘じなければならない格言がある。それは、
「平和を望むなら、戦いに備えよ」
 これは、ローマ帝国の軍事学者ウェゲティウスの言葉であると教えられた。ウェゲティウスの名は忘れても、古代ローマのこの言葉が残り伝えられてきたのは、これが人間社会の真実であるからである。

 八月に入れば、広島と長崎の原爆投下の日を迎え、総理大臣が出席して追悼式が行われる。そして、戦争ほどむごたらしいものはない、平和が大切だというメッセージが発信される。

 そして、本日八月十五日の終戦記念の日の全国戦没者追悼式まで、テレビなどで戦没者の遺書や戦争の悲惨さを伝える番組が放映される。

 このように、我が国の八月は、戦没者を追悼し強く平和を願う月である。

 従って、特に、この八月十五日にこそ言う。

 「平和を望むなら、戦いに備えよ」、と。

 「戦いに備える」とは、「平和を確保すること」である。

 「戦いに備える」ことなくして、「平和」はない。

 現在、我が国を取り巻く情勢は、まことに厳しく、周辺情況は、もはや平和ではない。

 中共は、力の空白が生まれれば、ためらうことなく軍事力を行使して覇権の拡大を狙ってきた。

 そして、この軍事力による中共の覇権拡大行動は、南シナ海から東シナ海に徐々に北上し、我が国の沖縄群島に至りつつある。

 この厳しい情況の中で、平和を望むのならば、戦いに備えねばならない。

 戦いに備えるとは、軍事力を強化充実するということだ。

 これは、現在のアフリカ東海岸のように、恐ろしいウイルスが猛威を振るうなかで、命を守り健康を望むのならば、ウイルスと戦う医療を充実しなければならないのと同じである。

 本日が、戦没者を追悼し、平和を願う日であるのならば、本日は、平和を確保する為に、戦いに備えることを戦没者に誓う日である。

 この誓いなくして、戦没者の追悼はない。

 よって、本日、これから靖国神社に参拝する。

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