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みんな良く新聞読んでるなぁ

日本の国民年金や厚生年金といった公的年金GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が日本株への配分見直しに動いている(日本株式保有の上限を撤廃しようとしている。すねわち日本株式の買い増しを検討しているということ)」

日本最大の生命保険会社かんぽ生命が国内株式の買付額を拡大させている」。

海外に目を向けると「米国景気拡大」「米国金利の引き上げ観測が早まる(景気回復が本格化すると、リスクの小さい債券からリスクのある株式に資金が流れる。すなわち債券価格が下落し金利が上昇する)」と言った記事を見て、今後の相場展開に期待するクライアントがおられる。

他方、ウクライナ問題では欧米諸国ロシアとの緊張が高まり、お互い相手の嫌がる制裁合戦を繰り広げている。7月17日のマレーシア航空機撃墜以降、激しさが増している。

欧米はロシアの金融機関への制裁を強化し、ロシアにおいては欧米の農産物輸入禁止(欧米の農産物を輸入しない措置)や領土の上空を飛ぶ欧米の航空会社に対しロシア領空飛行禁止まで打ち出そうとしている。

お互いの政府は国内世論から弱腰と見られないように強気強気で引くに引けない(ロシアのプーチン大統領は今回のウクライナ問題で欧米諸国と対等に渡り合う姿を自国民に見せ付けることで国内世論の支持を集めている)。

パレスチナでの戦争も収まる気配がない上に、今度はイラク北部で米国戦闘機による空爆が始まった。2011年に米国軍がイラクから完全撤退して以降、始めての空爆で再びイラクでの戦争勃発を連想させる事件が先週末に発生した。

オバマ大統領(民主党の大統領)も2014年11月に米国中間選挙を控えているために、パレスチナ問題やイラク問題、はたまたウクライナ問題の処理に苦慮している(米国世論に弱腰の大統領と写れば、野党共和党から叩かれるし、再び中東、東欧で戦争を起こそうものなら軍事費の拡大などで景気回復に冷や水を浴びせかねない)。

また、アフリカでは治療の手がないエボラ出血熱が流行り、1000名以上の死者を出している。アフリカ以外の国からも死者が出て、世界を震撼させている。

世界中で巻き起こる地政学的リスク(ある特定地域の政治的・軍事的・ 社会的な問題が世界経済全体の先行きを不透明にすることをいう)の記事を毎日読んでいると、相場展開の下落を連想し、投資運用にネガティブ(弱気)になるクライアントもおられる。

クライアントの皆さん!

忘れて欲しくないのは私たちは5年、10年、20年、30年かけて自分の財産を殖やそうと投資運用に舵を切った『賢いインベスター(投資家)』であるということです。

経済ショックも地政学的リスクからくる戦争も、人類が破滅しなければ必ず、運用環境は好転してきます(相場は環境はどれほどドン底に叩き落されても必ず復活回復すると言うこと)。

クライアントセミナーの基礎編で声を大にしてお伝えしている資本主義の経済の本質は「人の欲望」が源泉(みなもと)です。世界中のすべての人々に『欲望』がなくならない限り、資本主義経済は「拡大再生産」していきます。それは何十年、何百年の人類の歴史が証明しています。

6年前のあのリーマンショックを思い出してください。株価や為替は半分になり(日経平均株価は当時7000円台、円ドル為替は1ドル70円台でした)、この世の終わりとまで評され、新聞紙上を賑わしましたが、わずか6年後の今日、日経平均株価は15000円台、為替は1ドル100円です。

下落、上昇を繰り返しながら相場は右肩上がりに少しずつ、少しずつ上昇していきます。そしてそのことを頑なに信じ続けた人たちだけが大きな財産を手にすることが出来るのです。

毎日、毎日、毎日、新聞を読むことは知識を深めていく上で非常に有効です。しかしながら、目に飛び込んでくる良いニュースと悪いニュースに心奪われ一喜一憂し、運用資金の出し入れを考え始めたら、もう「賢いインベスター」ではなく、「単なるギャンブラー」に成り果ててしまいます。

アベノミクス期待や東京オリンピック開催で株価が少しばかり上昇しようと、ウクライナ、パレスチナ、イラクで戦争が発生して(たとえそれが最悪、世界大戦に発展したとしても)、株価が下落しても、マーケットの動きは【普遍】です。

上昇したものは必ず下落し、下落したものは必ず再び上昇するのです。そしてその方向性は『右肩上がり』です。必ず、大きな財産が手に入るはずです。

人生は一度きり、自分自身が望むすべてのライフプランを達成するために、くれぐれも間違った資産運用をしないでください。

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