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ウェブ広告の常識を変える「ネイティブ広告」とは?6種類のネイティブ広告解説とステマにならない使い方

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ネイティブ広告はウェブ広告の救世主となるか?

ネット広告の躍進の裏で、沈む主要4媒体

■まずはこちらの画像をご覧ください。
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こちらは毎年電通が発表している「日本の広告費」というデータの一部です(単位は億円)。

2005年~2013年の8年間で、新聞や雑誌はほぼ半分に落ちています。唯一成長を続けているのはネット広告だけですが、既存の媒体と違って広告枠に制限のないネット広告はいくらでも配信することが可能なため、需要と供給のバランスが取れず、製作単価は落ち続けています。

そんな中、これまでのインターネット広告とは違う形の「ネイティブ広告」が、救世主となるべく現れました。インターネットの普及に伴い、広告のありかたに変化が訪れていると考えられますね。そこで今回は、このネイティブ広告とは何なのかについて解説してみようと思います。

    ■目次
    ウェブ広告の常識を変える≪ネイティブ広告≫とは?
    1. 広告の常識を変えるネイティブ広告とは?
    2. ネイティブ広告の6つの種類
    3. ネイティブ広告・6つの評価軸
    4. ネイティブ広告の明示性について
    5. なぜネイティブ広告が生まれたのか?
    6. ネイティブ広告の未来
    7. ネイティブ広告に騙されたと感じるか?

1. 広告の常識を変えるネイティブ広告とは?

定義

まず、そもそもネイティブ広告とはどういった広告なのかの定義を説明したいところですが、実は普遍的に合意された定義はまだ存在していません
そのためハッキリ「こういうものである」と言い切れないのですが、ひとまず現在一般的に解釈されている捉え方を提示しておきます。

ネイティブ広告とは? 「ネイティブ広告」とは、記事と広告を自然に溶け込ませ、ユーザーにストレスを与えず情報を届ける広告のこと。


ネイティブとは「自然」を意味しています。要するに、メディアを閲覧しているユーザーが「これ広告じゃないの?」という違和感を抱かせないように視認させるタイプの広告を、ネイティブ広告と呼ぶと理解してください。

現在ネイティブ広告には、6種類のタイプと6つの評価軸が定められています。次項で具体的に解説していきましょう!

※なお、解説にはこちらのスライドシェアを参考にさせていただきました。

IABネイティブアド・プレイブック概要 fromAdTech-Lab@Digital Advertising Consortium Inc.

2. ネイティブ広告の6つの種類

インフィード型

もっともポピュラーなタイプのネイティブ広告がこのインフィード型
通常のメディアとソーシャルメディアに分けて、実例を出してみましょう。

メディア:GIZMODE(ギズモード) リンク先を見る

メディア:BuzzFeed(バズフィード) リンク先を見る

ソーシャルメディア:Facebook リンク先を見る

ソーシャルメディア:Twitter リンク先を見る

どのネイティブ広告もメディア内の通常コンテンツと同じ軸に存在し、まるでそのメディアのコンテンツであるかのように配置されているのが特徴です。同じ軸とはいえ「広告」「プロモーション」「PR」などと記載することで、これは広告なんですよとアピールはしていますね。

しかし、モノによっては注意しないと見逃してしまい、コンテンツと間違ってクリックしてしまうこともしばしば。ソーシャルメディアの場合は即商品購入ページに飛ばされたりすることもありますが、遷移先が読み物としてちゃんと作られているものも多く、一概に広告だからといって不快感を持つわけでもなさそうです。

ぺイドサーチ型

これはリスティング広告といった方が伝わりやすいかもしれません。検索結果に連動して自動的に表示されるタイプの広告ですね。

Yahoo! 画像を見る
Google リンク先を見る

日常的に検索エンジンを使用する方なら頻繁に目にするんじゃないでしょうか。一見通常の検索結果のように見えますが、小さく「広告」であったり「スポンサード」と記載されていますね。

レコメンドウィジェット型

Outbrain
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ブログパーツに埋め込まれる形で配信される形式のネイティブ広告。通常コンテンツのフィードではなく、あくまでウィジェット内にあるのが特徴ですね。とはいえ表示領域としてはフィード内と大差ないので、通常コンテンツと違和感無く並んでいるように見えます。

プロモートリスティング型

食べログ
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検索エンジンに表示されるリスティング広告に近い形式のネイティブ広告。サイト内の検索結果に応じてシームレスに表示されるようデザインされています。表示内容もサイト上で提供される商品やサービスと同じような見た目であるため、一見違いはないように見えますね。

ネイティブ要素を持つインアド型(IABスタンダード))

Above the Law
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デザインに親和性はなく、サイトコンテンツの内容と親和性が高いのが特徴のネイティブ広告。通常コンテンツとは切り離された広告枠に表示されるため、GoogleAdsenseの表示形式に近いとされています。

カスタム型(その他)

LINE スポンサードスタンプ
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上記のどれにも属さず、そのメディア固有もしくはプラットフォームに対する依存度が高いため、グループ分けが困難なものを指します。

上記のLINEスポンサードスタンプの他に、日本上陸間近のSpotifyカスタムプレイリストや、Tumblrがこれに該当すると言われていますが、これらが厳密にネイティブ広告であるかは議論が分かれます。

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