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「高校生サバイバー」とは何か~フォーラムに関西メディアが集結

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「高校生サバイバー」フォーラムのチラシ。

■「高校生サバイバー」フォーラムに驚くほどの反響

8月5日、「高校生サバイバー」と題したフォーラムを、大阪府主催で、協力ソーシャルセクターが勢揃いして開くことができた。

定員は100名弱と小ぶりの会場だったものの、教員を中心に満員となり、関西のテレビ局が3社、大手新聞社が4社と、この企画を考案・演出した僕にとっても驚くほどの反響があった。

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関西系だが、テレビ局数社から取材を受ける。

同イベントは、大阪府の事業である「高校中退・不登校フォローアップ事業」の一環として開かれた(朝日新聞の紹介記事はこれ高校生の「困難」、声聞いて 5日にフォーラム)。

これは、受託5法人が、大阪府内の高校8校を対象として、主として「居場所」支援を行なうもので、元々は3年前に僕とスタッフが始めた、大阪府立西成高校での「となりカフェ」が下敷きになっている。

「となりカフェ」については、関西系テレビMBSで深夜ではあるが1時間のドキュメンタリーとして放映された(「ここにおいでよ」居場所を失った10代のために)。

■「高校生サバイバー」とは

このように、高校に「居場所(サードプレイス)」を創設して高校生を学校内で支援していく事業は、僕も想像した以上に、社会から注目されている。

こうした動きを集約したのが、「高校生サバイバー」という言葉だ。

高校生サバイバーには2つの意味がある。

ひとつめは、虐待や不登校、貧困等で乳幼児期から困難を極めた人生をたどってきた子どもたちが、「よくぞ高校生になるまでサバイブしてくれた」という意味での、高校生サバイバー。

ふたつめは、いじめや貧困、ステップファミリー等の複雑な家族環境、そして不登校やひきこもりを乗り越えて、よくぞ高校生活を高校生として終え、その後社会参加することができたという意味での、高校生サバイバー。

この「高校生になることができた」という意味でのサバイバーと、「高校生を高校生として終了することかできた」という意味でのサバイバーの二重の意味で「高校生サバイバー」はある。

■困難なハイティーン時代を、なんとか迎えて通過すること

もちろん、ふたつを終了できず、困難を極めている子ども・若者もたくさんいる。そうした子ども・若者には支援していかなければならないし、僕も日々行なっている。

けれども、「高校生サバイバー」という言葉を象徴としてあえて使うことで、困難なハイティーン時代を何とか迎えて通過していくことは、その子どもや若者の人生を良い方向に決定することであり、そうした子ども若者が社会の中に増加していくことこそが、これからの日本社会を強くしていくことであると僕は考える。

つまり、数百万人の「若年無業者」を抱える我が国にとって、高校生サバイバーを「群れ」として増加させることが、これから数十年先の我が国の将来を決定すると思うのだ。

このように、高校生サバイバーになることができなかった子ども若者を支援していくことも射程に入れつつ、一人でも多くの「高校生サバイバー」を産んでいくことが少子社会となった日本を支えていくことだと僕は考え、上のイベントを企画した。

その結果、たくさんのメディアが集結してくれたことは、なんらかの希望が生まれた気がするのだ。★

※Yahoo!ニュースからの転載

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