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電源立地体は変われるか?柏崎市「シティセールス」の挑戦

本日は会派視察として、上田令子都議とともに
新潟県柏崎市を訪れております。

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柏崎といえばやはり、多くの人がイメージするのが「柏崎刈羽原発」。
もちろんこちらも視察をさせていただきましたが、柏崎市ではいま、
原発だけに頼らないまちづくりに挑戦しています。

柏崎市シティセールス推進協議会が設立されました
http://www.city.kashiwazaki.niigata.jp/detail/1055612027.html

それが「シティセールス」です。

シティセールスとは、都市や地域が持つ資源・特性・魅力を
対外的にアピールし、観光客や定住者を呼び込み、
地域を活性化させる取り組みを指します。

多くの地方都市と同様、柏崎市も少子高齢化が進み、
また都市部への人口流出が止まりません。一時期、10万人を超えていた人口も、
今では8万9千人まで減少しています。

そこに追い打ちをかけたのが、福島第一原発の事故です。
柏崎刈羽原発を有する柏崎市は一躍メディアの注目を浴び、

「原発のまち」

というイメージが定着し、それは原発事故後の今の日本では、
けっして地域にとってプラスのものになっていないとのこと。

そこで柏崎市は、行政主導で平成24年度より
「シティセールス」を本格的に検討、今年6月には官民一体となった

「柏崎市シティセールス推進協議会」

が正式に発足し、柏崎市の魅力を再確認し、
それを対外的にアピールしていく方法が模索されています。

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(柏崎市役所にて、シティセールスについてレクチャーを受ける)



「原発なしでは、この街はやっていけない」

そんな声が、多くの電源立地体(原発がある自治体)で聞かれます。
地域経済の要となっている原発なしで、少子高齢化が進む
地方を活性化させることは、確かに容易ではありません。

柏崎市の挑戦は、日本の多くの電源立地体の未来を占うものになるでしょう。

まだ発足段階で具体的な計画や成果は出ておりませんが、
柏崎市シティセールス推進協議会は20代~40代の若手委員中心で構成され、
行政はサポート役となり民間主導で進む先駆的な取り組みです。

しかしながら、課題は多くあります。

まず、推進協議会発足段階では結局、柏崎市の魅力や強みは極めてあやふやで、
その発掘や特定から推進協議会にすべてを委ねてしまっている点です。
現時点での柏崎市のシティセールスの方針は、

「市民一人ひとりが、柏崎のセールスパーソン」

ということで、海も山も歴史文化もある柏崎のどこに魅力を感じるかは
人それぞれであり、様々な魅力をまずは活かして発信していきましょう…
というところに落ち着いているようです。

当初は行政側である程度「ウリ」を特定してから発足することを考えたものの、
議論が百家争鳴でまとめることができず、その段階から

「若い人材が集う(予定の)推進協議会に敢えて委ねましょう」

ということになったようです。
こうした状態からのスタートは得てして、結論が総花的なものになりがちで、
結局「シティセールス」の名目でありふれた広報活動で終わる可能性があります


確かに柏崎市には風光明媚な景色、海の幸山の幸、そして歴史文化があります。
ただしそれは、日本の多くの地方都市も同じく持っているものです。
(総じて、日本の地方都市のポテンシャルはめっちゃ高い)

その中で何が、原発以外に柏崎の「突き抜けた強み」と設定して、
それをどれと紐づけて効率的にアピールしていくのか??

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夜は、実際に推進協議会運営委員会の会議を傍聴させていただきました。

ブランドマーケティングに携わっていた立場からすると、
このような会議体で結論を一つにまとめることはなかなか難しいようにも思えます。

ただ、計画段階から自治体の計画に住民を参加させることで、
コミットメントを高めるコミュニティデザインの手法が
新たな方法論として注目されていることも確かです。

果たして柏崎は、電源立地体から「脱皮」できるのか?
まだまだ始まったばかりのこの取り組みに、
引き続き注目していきたいと思います。

個人的には、

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市内中に張り巡らされたこの立派な「送電網」。
これってめっちゃ強みじゃないかなあ…と思います。

ここで再生可能エネルギーをめっちゃ作ったら、
ものすごく効率的に電力消費地に届けることができます。
まあ、「原発」からは脱皮できても、「電源」からは抜け出せませんけどね。。

原子力発電所の件と電力政策につきましては、
また改めて記事をどこかで書きたいと思います。

それでは、また明日。

◼︎おときた駿プロフィール
みんなの党 東京都議会議員(北区選出)/北区出身 30歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、地方議員トップブロガーとして活動中。

twitter @otokita
Facebook おときた駿

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