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木村剛および日本振興銀行からの訴訟が取り下げられたようでござる

 過去さまざまなネタで面白おかしく論じさせていただいた本件・木村剛および日本振興銀行関連の事案でありますが、先方や私らの間で訴えたり訴えられたりと愉快に紙魚雷を打ち合っておりまして、このたび無事に先方が訴訟をすべてお取り下げ賜られたこととなりましたので、報告いたします。

 後になって日本振興銀行の役員の皆様方と親交させていただいた折の話で、日本振興銀行が私どもを訴えていたことそのものを知らなかったという不思議状況まで知らされ、まさか代表権のない執行役が正当な手続きなく事案を進めていたんじゃないでしょうね疑惑があったりと、最後の最後までとても楽しく過ごさせていただきました。

 一番晴れやかだったのは、弁護士同士の交渉の席で、こちら側から論拠として提出させていただいた資料が、先方会社の決算資料と官報と取締役会議事録のセットだったことでありまして、公益性も高く、内容も間違いないということでしばらくソナーが返ってこなかったのもまた味わい深いところであります。

 驚くべきことに、日本振興銀行は金融庁の検査担当官さえも個人相手に訴えており、また、札付きのブラックジャーナリストを所轄官庁や官邸へ差し向け情報収集をしようとされるなど、問題を露顕しないようにしたいのか、むしろオープンリーチと評するべきなのか悩むところでもございます。

 もっとも、当の木村剛自身は本気か虚勢かは別にして意気軒昂であり、いまなお金融庁批判を内外に繰り広げているようであります。一方、日本振興銀行の社外取締役で取締役会議長を務める江上剛との間で携帯電話越しに大論争をされたということでもありまして、これはこれで場外乱闘的な観点で興味深いものがございます。

 日本振興銀行問題が着手になるかどうかというときに、江上剛のところへ人をやって話を聴いてもらったところ、彼自身は日本振興ネットワーク構想は革新的なビジネスモデルであり、これにけちをつけるのは許せない的なご発言をされ、ああ、ただの複数間企業を利用した債権飛ばしに過ぎないのに、この人は本気で信じちゃっていたのだなあと深く感動を覚えました。その後、日本振興銀行の執行に携わる中小企業診断士の皆さまがたと話し合い、「もう駄目なんだろうけど、それなりに報酬を認めてもらえているし、木村剛に逆らうと何をされるか分からないので大人しくしている」というお話を賜ったときには、アイヒマンだらけの強烈な組織体だったのだなあ、と感慨を新たにしたものです。

 何も選挙前に取り下げなくてもいいじゃないかと思いましたが、取り急ぎ上記の通り推移がございましたので、ご査収下さい。今後ともよろしくお願い申し上げます。

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