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「民主党の再生にむけてこれまで以上に必死に取り組んでいく」 海江田代表

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 海江田代表は31日午後、両院議員懇談会後に記者会見を開いた。

 冒頭に海江田代表は、両院議員懇談会では引き続き代表の責務を務める考えを表明したことを報告した。続投を決めた理由について、安倍自公政権への支持に陰りが見られることを指摘し、「民主党は野党第1党として国民の不安、不信、不満の受け皿にならなければいけない」と述べ、「これまでも民主党の再生に向けて必死に取り組んできたが、これまで以上に必死で取り組んでいく」と決意を語った。

記者からは「この1年間の最も大きな成果は何か」と問われ、「民主党がまとまってここまで来たこと」だと答えた。特定秘密保護法や集団的自衛権行使容認の問題などで全員で議論をして方向性を決めてきたことなど「野党第1党としての地位を守った」と振り返った。これに対し、「国民は今でも『民主党はバラバラだ』と感じているのでは」との質問には、「事実としてまとまってきたことと、『バラバラ感』を払拭することとは別だ」と答え、引き続き国民が抱いている「バラバラ感」の克服に取り組んでいく考えを示した。政策的な立ち位置を明確にすることと党内融和を重視する姿勢とが相反するのではないかとの問いには、「党内融和と政策の打ち出しは相反することではない。集団的自衛権など国民の関心に対して民主党が答えを出していかなければいけない」と述べた。

 また海江田代表は、代表選挙に関しては早急に党規約・規定の見直しに取り組み、9月末までに基本的な考え方を整理する方針であることを明らかにした。この方針は両院議員懇談会後の臨時役員会で決定した。これに対し記者から、規約改正と代表選挙の実施時期との関係について問われ、「規約を変えることと代表選挙をいつ実施するのかは違う話」と回答。また、党員・サポーターを含めた代表選挙が行われていないなかで、党としてのまとまりをどのように出していくのかとの質問に対しては「地域を回って地域の信頼をつなぎとめることが大切だ」と述べ、これからも地域の声に耳を傾けていく考えを示した。

 今後の野党協力について海江田代表は、これまで行ってきた野党各党との党首会談を振り返り「選挙協力は必要不可欠だということは共通認識だ」と述べ、今後は民主党が中心となって選挙協力を進めるため「秋に始まる臨時国会でできるだけウィングを広げて統一会派を目指していきたい」と語った。統一会派を目指すに当たっては、自民党と対峙(たいじ)する姿勢が一致している党とはできるだけ広く連携したいという考えを示した。あわせて、統一会派を目指すことと将来的に党を一つに束ねることとは直結しないとも述べた。その上で、今後再び政権交代を目指す道筋を問われると、「まずは統一自治体選挙で地方議員を1人でも増やしていく。その後、衆院選挙で野党との選挙協力をして議席を伸ばす。そして参院選挙に臨む。野党を束ねていくことを通じて私たちにも勝機はある」との見通しを述べた。

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