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定額制音楽ストリーミングRhapsody、有料会員数200万人突破。パーソナライズド・ラジオで海外市場を狙う

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世界的に音楽ストリーミングの勢いは止まりません。

定額制音楽ストリーミングサービスの領域で、SpotifyやRdioと競争しているサービスの「Rhapsody」(ラプソディ)が、有料会員が200万人を突破したことを発表しました。

Rhapsodyは今年4月の段階で有料会員数は170万人と発表していました。従ってわずか3ヶ月あまりで30万人と大きく拡大したことが分かります。

ライバルのSpotifyは有料会員を1000万人以上獲得して、現在音楽ストリーミングでは最大規模の会員数を誇ります

Rhapsody は2001年にサービスを開始して以来、いち早く定額制音楽サービスのアイデアを実現し、多くのライバル企業が失敗に終わる中10年以上運営を継続しています。2010年には親会社のリアルネットワークスからスピンオフし、独立した経営を行なっています。2008年にはYahoo Music、2011年にはかつてのP2Pファイル共有で話題を馳せたNapster (ナップスター)を買収し、着実にユーザーを増やすために事業を拡大してきました。

2011年以降、Rhapsodyはナップスター・ブランドを世界的に運営する海外戦略を進め (米国ではRhapsodyブランド)、またモバイルキャリアと積極的に提携をするバンドル戦略を強化したことが、ヨーロッパと中南米における有料会員の獲得につながりました。

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Rhapsodyは今後成長のカギとして、パーソナライズド・ラジオ機能をあげます。先月RhapsodyはT-Mobileと提携を発表、月額4.99ドルのバンドルプランで聴き放題できる、ラジオ機能にフォーカスした「Rhapsody unRadio」を立ち上げました。このサービスは広告も無しで使え、しかも通常のRhapsody有料プランは月額9.99ドルよりも定額で利用できます。

この分野では、月間アクティブユーザー数が7500万人以上を誇るネットラジオPandoraと競合する可能性が出てきます。しかしPandoraは、現在主に米国のみで事業を展開しています(その他はオーストラリアとニュージーランド)。よってRhapsodyが今後も海外市場で、パートナーとの提携によってラジオサービスを展開できれば、Rhapsody/ナップスターにとって今後も成長を続ける差別化要因になるかもしれませんね。

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Rhapsodyはこのラジオサービスをフランスでナップスター・ブランドを使って国際的に開始します。ヨーロッパでは、フランスのモバイルキャリアSFRと提携し「Napster Découverte」を開始、また中南米ではTelefonicaのMovistarと提携し、アルゼンチンやチリなどの国でパーソナライズド・ラジオを推進します。

現在Rhapsodyおよびナップスターは世界21カ国で利用が可能です。

ソース
Rhapsody hits 2 million paid members 7/28 CNET

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