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Something must be happening between them...

 数回前のエントリーで、こんなことを書きました。内容をかいつまみますと、こんな感じです。

● 日展の審査で、書の世界のドンが天の声を出したと朝日がスクープを打った。

● それに対して、日展側が第三者調査委員会を作って調査した結果、そういう事実があったことが認められた。それに対して、文部科学大臣も「膿を出し切る」と言ったし、政府答弁書でも「遺憾である」とのコメントがあった。

● しかし、今月になって、日展は書のドンの関与はなかったという新たな報告書に関するプレスリリースを発表した。

 私は先のエントリーで、さすがにこの新たな報告書は「アウト」だろう、単に身内の大先生を庇うためのお手盛りでしかない、今後、日展は激震に見舞われるだろうといった内容の事を書きました。

 そうしたところ、日展のウェブサイトからプレスリリースそのものが消えていました。キャッシュが残っていたので、消されたプレスリリースをそのまま載せておきます。

【公益社団法人日展のウェブサイトから消えたプレスリリース】

古谷顧問の介入なし

第 41 回日展第 5 科・篆刻部門の鑑査における疑惑が新聞報道等により報じられ、これを受けて公益社団法人日展(以下、「日展」という。)は第三者委員会に調査を依頼しましたが、その報告書によると当該回の審査員ではない顧問古谷蒼韻氏の関与についての記述が不明確であるため、日展において改めて第 41回日展第 5 科・篆刻部門の鑑査において、古谷蒼韻氏の介入があったか否かについての調査委員会を設置しました。

しかるところ、この度調査委員会において同氏の介入はなかったとの結論を得、平成 26 年 6 月 30 日開催の理事会において、その調査結果が報告、承認されました。

【引用終わり】

 私が想像するに、これを見た文部科学省が公益社団法人日展を激しく叱りつけ、消させられたのだと思います。内向きの論理だけでなあなあで収めようとした日展に対して、「膿を出し切る」と言った下村大臣の怒り爆発といったところかなと思います。いずれにせよ、今、文部科学省と日展との間で「何か」が起こっているはずです。

 今、日展の文部科学大臣賞、日本芸術院賞、日本芸術院会員選考、すべて止まっています。「天の声」事件を受けて、文部科学大臣以下お役所が強い意向を示しているからそうなっているのですけども、その雰囲気を全く感じることなく、身内庇いのお手盛り報告書を出した日展という組織は相当な岐路に立たされていると思います。これぞ、「空気が読めない」の最たるものです。

 「こんなことをやっていたらお取り潰しに遭います。下村大臣の『膿を出し切る』という言葉は相当に深刻に受け止めた方がいいですよ。」と助言したくなるくらいです。

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