記事
  • 2014年07月26日 21:12

ろくでなし子氏の逮捕と日本のエロ

ろくでなし子さんが自身の女性器を3Dスキャナーで撮影し、そのデータを頒布したとして逮捕されましたが、これについて少し。

1 わいせつ

 最初に私の考えを述べておくと、私は今回の逮捕は基本的に行き過ぎだったのではないかと思っております。

 日本の場合、どうも男性器・女性器に対する関心ばかりが強くそこをぼかせば良い的な発想はあまり好きではありません。

 ただ、その一方で、こうした「秘め事」を全て白日の下にさらしてしまうのもどうかと思っており、過剰にこういう情報に触れることができる社会というのもあまり感心はしません。

 実際、日本でこれだけのエロ文化が育ってきたのは、すべてを見せることができないが故に、それ以外の部分で客を呼ぶしかなかったという面が否定できないと考えます。

2 分離

 そういう意味で私は基本的に見たい人(当然成年以上)がそれなりの対価を支払って、見る分にはあまり国家が介入すべきではないという発想です。

 ただ、その一方で見たくない人もいるわけですから、その人の権利も排除されるできではなく、広く自由に見られるというのはどうかと思っております。

 そういう意味で、日本の状況を見ると、コンビニやスポーツ新聞でも簡単にエロが手に入る状態で、私はこれについてはあまり賛成できません。

 コンビニあたりでは形だけは成人向けコーナーを作って分けているようですが、それがあの狭い店内で、どこまで効果的かはかなり疑問です。

3 軽いエロ

 日本にいる時は何とも思わなかったのですが、外国にいて良く指摘されるのが、日本のアニメの女性のコスチュームがエロチックであるという点です。

 慣れてしまっている面もあり、普段は何とも思っていない面も否定できませんが、あれをコスプレで実際の女性がやられている姿を見ると、「確かに」と納得できる面もあります。

 こうしたものは文化の違いもあるので、別にこうした日本の漫画やアニメが悪いとは思いませんが、そう思う人もいるという話です。

4 規制

 そうなると当然規制の話になるわけで、あの悪名高い東京都の条例の話なども出てくるわけで、かなり難しいところです。

 私は基本的にこうした規制については、反対しますが、確かに見たくないという人もいるのは確かで、彼らの権利を一概に否定するつもりはありません。

 最後は特定の人にだけ見せる形で販売すればという話になるわけですが、商売となると、新しい読者(視聴者)を開発していかなくてはならず、それも難しいところです。

5 最後に

 そういうことを考えると、一般の漫画やアニメの規制についてはいろいろバランスが難しいのが現実かと思います。

 つまり、こうしたマスに対する規制となると、表現の自由などがあり、いろいろ難しい面もあるので、一概に確信的なことは言えない、そこまで考えがまとまっていないというのが私の現状です。

 しかし、今回の事件の様に特定の方に対する配布まで国家が口を出して規制するというのは、どうかと思っており、限られて人たちの間で行われているエロ行為には国家だけでなく、他人がどうこう言うのは野暮というのが私の大原則です。

あわせて読みたい

「ろくでなし子」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    BLOGOSサービス終了のお知らせ

    BLOGOS編集部

    03月31日 16:00

  2. 2

    なぜ日本からは韓国の姿が理解しにくいのか 識者が語る日韓関係の行方

    島村優

    03月31日 15:41

  3. 3

    「いまの正義」だけが語られるネット社会とウェブ言論の未来

    御田寺圭

    03月31日 10:09

  4. 4

    カーオーディオの文化史 〜ドライブミュージックを支えた、技術の結晶たち〜

    速水健朗

    03月30日 16:30

  5. 5

    BLOGOS執筆を通じて垣間見たリーマンショック後10年の企業経営

    大関暁夫

    03月31日 08:27

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。