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うーん、これはツボに入りました。Mashableに紹介されていた「SceneTap」というスタートアップがクリエイティブです。
「SceneTap」はバーの混雑状況や男女比が分かるサービスです。
と、聞くとチェックイン系サービスのような感じがしますが、SceneTapはチェックインを利用しません。
ソリューションは超シンプルで、同意を貰った上でバーにカメラを設置し、そこから顔認証の技術を使ってデータを集める形を取っています。
既に50以上のバーのカメラ設置の同意を取り付けたとのこと。うーむ、その発想はなかった。
冒頭の画像のような感じでリアルタイムデータを提供してくれるようです。消費者向けの利用だけでなく、企業のマーケティングにも使えそうですね(というかこっちがメイン?)。
Mashableの記事でも指摘されていますが、顔認証自体の精度が問われそうです。概算の年齢も出すことができるそうですが、あれって結構ざっくりなんですよね(とあるカンファレンスで試しましたが、僕は35歳でした)。
しかしながら、チェックインじゃなくていいじゃん!という問題提起は非常に価値があると思います。バーに営業かけてカメラ設置してもらう、というのはポジティブに見れば競合優位性にも繋がります。
ギークな僕らはつい「チェックイン」を利用してしまいたくなりますが、必ずしもその必要はないのでしょう。SceneTapは貴重な問いかけをしてくれているように感じます。
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記事
- 2011年06月13日 11:18
チェックインじゃなくていいじゃん、と問題提起する「SceneTap」
- Hayato Ikeda
- プロブロガー