記事
- 2010年10月13日 08:25
Facebookで社会はどう変わるか。継続的なつながりとストレス
1/2
僕はFacebookは人々の生活と社会を変えうるサービスだと確信しています。弊害もあれど、浸透すれば人々が周囲と「継続的につながる」素敵な未来が訪れるとも思っています。
IA Spectrumの浅野さんの記事を参考にしつつ、未来について夢想します。
Retrospect 2009 – 慢性的アテンション断片化/アンビエント・インティマシー/『罪と罰』をめぐって
Facebook浸透後の社会を考える上でキーワードになるのは「Ambient Intimacy」という言葉だと考えています。
英語で恐縮ですが、直訳すれば「空気的な親しさ」、意訳すれば「つながっている安心感」という程度になるでしょうか。
Facebookにログインすると、自分の親しい友人たちのアクティビティ(「活動」そのもの)がストリームとして流れています。
また、同時にログインしている数多くの友人も表示され、すぐにスカイプやチャットを始めることができます。
そこで直接コミュニケーションを取らずとも、Facebookにアクセスすれば「つながっている安心感」が容易に手に入ります。
(同種のサービスであるmixiとの相違点は、ソーシャルグラフの質、つながりの量、ストリームの速度などが挙げられるでしょう。FBの方が「つながり」を実感しやすい設計になっています。)
これまで人と人のつながりは断絶的なものでした。
「一期一会」の美徳はあれど、それが非効率で、寂しさを与える場面も多かったはずです。
現に僕も、大学時代の友人たちとの「つながり」は幾分途絶えてしまっています。Facebookがあれば、いまだに緩く繋がっていられた可能性は高いです。
また、家族とのつながりも断絶的なものでした。Facebookやツイッターの素晴らしい点は、遠く離れた家族に自分のアクティビティを自然に伝えることができる点でしょう。
継続的につながることで、人を理解する/自分を理解して貰う機会は増えます。ソーシャルウェブの力で、人は周囲と自然なつながりを持てるようになるのではないでしょうか。
「周囲との継続的なつながり」が、Facebookが浸透する価値だと僕は考えています。他のサービスも「つながり」を担ってはいますが、Facebookはウェブ全体にまでその体験を広げてくれる力を持っています。
一方、継続的に人とつながるようになると、当然ストレスも生じてきます。
マイクロソフトのリンダ・ストーンが1998年に提唱した概念に「Continuous Partial Attention(CPA)」というものがあります。継続的にアテンションが断片化してしまう現象を指します。言葉ほど難しいものではなく、メールをついチェックしてしまうなど、今となっては誰もが感じていることでしょう。
注意したいのは、Continuous Partial Attentionはストレスフルな体験であることです。
IA Spectrumの浅野さんの記事を参考にしつつ、未来について夢想します。
Retrospect 2009 – 慢性的アテンション断片化/アンビエント・インティマシー/『罪と罰』をめぐって
Facebook浸透後の社会を考える上でキーワードになるのは「Ambient Intimacy」という言葉だと考えています。
英語で恐縮ですが、直訳すれば「空気的な親しさ」、意訳すれば「つながっている安心感」という程度になるでしょうか。
Facebookにログインすると、自分の親しい友人たちのアクティビティ(「活動」そのもの)がストリームとして流れています。
また、同時にログインしている数多くの友人も表示され、すぐにスカイプやチャットを始めることができます。
そこで直接コミュニケーションを取らずとも、Facebookにアクセスすれば「つながっている安心感」が容易に手に入ります。
(同種のサービスであるmixiとの相違点は、ソーシャルグラフの質、つながりの量、ストリームの速度などが挙げられるでしょう。FBの方が「つながり」を実感しやすい設計になっています。)
これまで人と人のつながりは断絶的なものでした。
「一期一会」の美徳はあれど、それが非効率で、寂しさを与える場面も多かったはずです。
現に僕も、大学時代の友人たちとの「つながり」は幾分途絶えてしまっています。Facebookがあれば、いまだに緩く繋がっていられた可能性は高いです。
また、家族とのつながりも断絶的なものでした。Facebookやツイッターの素晴らしい点は、遠く離れた家族に自分のアクティビティを自然に伝えることができる点でしょう。
継続的につながることで、人を理解する/自分を理解して貰う機会は増えます。ソーシャルウェブの力で、人は周囲と自然なつながりを持てるようになるのではないでしょうか。
「周囲との継続的なつながり」が、Facebookが浸透する価値だと僕は考えています。他のサービスも「つながり」を担ってはいますが、Facebookはウェブ全体にまでその体験を広げてくれる力を持っています。
一方、継続的に人とつながるようになると、当然ストレスも生じてきます。
マイクロソフトのリンダ・ストーンが1998年に提唱した概念に「Continuous Partial Attention(CPA)」というものがあります。継続的にアテンションが断片化してしまう現象を指します。言葉ほど難しいものではなく、メールをついチェックしてしまうなど、今となっては誰もが感じていることでしょう。
注意したいのは、Continuous Partial Attentionはストレスフルな体験であることです。
- Hayato Ikeda
- プロブロガー



