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都議会自民党と同党都議の体質問題

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はじめに

(1)先月(2014年6月)18日、東京都議会の一般質問で、ある女性議員が晩婚化や妊娠出産に関する都の支援策を求める質問中、「早く結婚しろ」「産めないのか?」などの不規則発言(ヤジ)があしました。
この問題については、これまで、2回投稿しました。
地方議会の議員の不規則発言(ヤジ)に免責特権が及ぶのか?
世界に恥をさらした都議”性差別”発言と、恥をさらし続ける都議会多数派

(2)性差別のヤジ発言を発した2人目がわかったようです。
ただ、性差別発言であるとは断定できないようで、むしろ声援であった可能性もあるようです。
朝日新聞2014年6月29日05時12分
「がんばれよ」「動揺しちゃったじゃねえか」は民主都議

 東京都議会で塩村文夏(あやか)都議(35)が「早く結婚した方がいい」とヤジを浴びた問題で、複数続いたヤジのうち「がんばれよ」の声は民主の山下太郎都議(41)が発していたことが28日分かった。山下都議は「自民のヤジ攻めにあっていると思い、応援した」と説明している。
 この問題では、朝日新聞とテレビ朝日が当時の音声を分析し、複数議員が立て続けにヤジを飛ばしていたことを報じた。報道を受け、山下都議が「『がんばれよ』と言ったのは私」と名乗り出た。
 18日の都議会では、晩婚化対策を質問した塩村都議に鈴木章浩都議(自民会派を離脱)が「早く結婚した方がいい」とヤジを飛ばした。塩村都議が苦笑した後、「自分が産んでから」「がんばれよ」とヤジが続いて聞かれた。
 山下都議は「言葉に詰まる塩村都議を見て、自民のヤジ攻めにあっていると思い、応援した」と話す。自民のヤジの内容は「聞こえなかった」という。
 また、その後、「動揺しちゃったじゃねえか」とのヤジを飛ばしたことも認めた。「自民席に非難するためだった」と説明している。「自分が産んでから」は発言していないという。
 山下都議は20日の民主会派総会で、一連の発言を説明した。民主の石毛茂幹事長は28日、「声援であり、女性蔑視の発言とは考えなかった」と話した。
 塩村都議は「がんばれは聞こえたが、特に悪意を感じなかった。他のひどいヤジについて名乗り出て欲しい」と話す。
(3)ところで、性差別のヤジを受けた女性都議については、議員に選出される前の言動が取り沙汰された上で、性差別ヤジの問題性を不問にする意見もあるようですが、性差別のヤジの問題と当該女性の過去の言動は、別の問題です。

たとえ当該女性都議の過去の言動などについて問題があると評されうるとしても、性差別のヤジが許されるわけがありません。

1.世論と乖離している都議会自民党

(1)それにしても、性差別ヤジから2週間が経過したのに、いまだにヤジ発言の3人目は名乗り出てはいません。
都議会自民党が所属議員に対しほかに誰がヤジを飛ばしたのか再調査したとの情報もありません。

やはり都議会自民党とその所属議員には自浄能力はないのでしょうか!?

(2)マスメディアの世論調査では、ヤジの他の発言者について「調査すべきだ」が74%(毎日新聞)で、都議会の対応「不十分」が88%(日経新聞)あるようです。
毎日新聞 2014年06月28日 20時01分(最終更新 06月28日 21時08分
毎日世論調査:都議会ヤジ他の発言者、調査すべきだ74%

 毎日新聞が27、28両日に実施した全国世論調査で、東京都議会でみんなの党の女性議員が女性蔑視のヤジを浴びた問題を尋ねた。都議会は、名乗り出た自民党都議以外についても発言者を調査すべきだと思うかと聞いたところ、調査すべきだと「思う」と答えた人が74%となり、「思わない」の17%を大きく上回った。
 男女別でもいずれも7割以上が「思う」と答えている。自民党支持層でも66%が「思う」と答えた。都議会は他の発言者は特定せず、幕引きを図る方向だが、世論の反発は強い。【仙石恭】
2014/7/2 6:00 日本経済新聞
セクハラやじ問題、都議会の対応「不十分」88%

 東京都議会は自浄作用を発揮できず、政治不信を広げています。
 6月18日、みんなの党の塩村文夏都議が妊娠や出産に関する支援政策を尋ねている最中に、複数の男性の声で「早く結婚した方がいい」「産めないのか」といったやじが出ました。自民党の鈴木章浩都議が「早く結婚」発言を認めて謝罪しましたが、「産めないのか」などほかのやじの発言者を特定しないまま、都議会は6月議会を終えました。

 電子版の読者の皆さんに都議会の対応について聞いたところ、「不十分だ」は88.1%と圧倒的で、「十分だ」は11.9%でした。

 不十分とした人の意見です。
○「1人いけにえを出したからいいでしょ、と見える。そんな態度を取れるのは全く反省していない証拠だ」(41歳、女性)
○「鈴木都議以外のセクハラやじ発言者を明確にしないで、この問題の幕引きをしてはならない」(64歳、男性)

 危機意識が薄い都議会への怒りが鮮明です。セクハラやじの発言者は今からでも名乗り出て謝罪すべきでしょう。
 一方、十分だとした人のコメントには「これより重要な議題があるはず。野党の与党批判にしても、長く取り上げることに違和感がある」(52歳、女性)との声がありました。
 では、議会でのやじを制限すべきでしょうか。「制限すべきだ」が70.1%で、「制限すべきではない」の29.9%を大きく上回りました。

制限を求める読者の声です。
○「やじは侮辱。いっさい禁止すべきだ」(44歳、男性)
○「言いたいことがあるなら、挙手して発言すればいい」(39歳、女性)

 制限すべきでないとの読者の理由も見てみましょう。
○「やじがどうこうではなく、差別の問題だ」(33歳、女性)

 国会議員も地方議員も、飛ばしてもいいやじとはどんなものなのか、議論の本質をどこまでつかめているのか、改めて自らに問い直してほしいと思います。
・・・・。
 日本経済新聞の乱数番号(RDD)方式の電話による世論調査でも、内閣不支持率が36%と、第2次安倍政権で最高になっています。集団的自衛権の行使容認など安全保障法制の見直しに慎重な意見が根強いことが影響している可能性があります。
(3)以上のように世論と都議会自民党との乖離は、政治的には重大な問題です。
また、このことは、住民の代表機関である都議会にとっても重大な問題です。

自民党の石破茂幹事長は、「幕引きではない」と公言していましたが、このまま都議会自民党は幕引きとするのでしょうか!?

(4)ところで、この度の性差別のヤジ発言と都議会自民党の対応には、体質な問題があるように思えてなりません。
以下、この点について書くことにします。

2.鈴木章浩自民党都議の体質と都議会自民党の体質

(1)最初に名乗り出た鈴木章浩自民党都議については、以下のような記事もあります。
参考までに。
東スポ2014年06月25日 07時00分
結婚しろ」ヤジの鈴木都議はセクハラ大魔王だった

 東京都議会で塩村文夏都議(35=みんなの党)に「結婚しろ」「子供を産めないのか」などのセクハラヤジが飛び、国内のみならず世界中に発信された問題で23日、“犯人”が騒動後5日目にしてようやく名乗り出た。「早く結婚すればいい」のヤジを飛ばしたと白状したのは、自民党の鈴木章浩都議(51)。どうやら都議会でも札付きの“セクハラ癖”の持ち主として知られるようだ。ウソ八百を重ね、謝罪後も繰り広げた厚顔無恥な振る舞いに周囲はあぜんとするばかりだ。
 この日朝、都議会自民党の吉原修幹事長に“犯行”を自白した鈴木氏はこの数日、メディアに24時間追われる疑惑の男だった。
「テレビカメラの前で『ヤジなんていちいち聞いている人はいない』なんてしらばっくれていたので、怪しいと思っていたら案の定だった。以前から良くないウワサしか聞いていない」と話すのは都議会関係者だ。
 色黒なチョイ悪オヤジ風の鈴木氏は“セクハラ大魔王”で有名だった。
「高慢な態度で、クラブやバーで女性へのタッチが度を過ぎ、お誘いも露骨。店内のセクハラだけでなく、知人の女性にも手を出したりして、数年前には党本部に女グセの悪さでクレームが出されたほどです」(同関係者)
 新宿の繁華街・歌舞伎町の老舗クラブのベテランホステス(40)は「どこかの社長と2人で来たのですが、話題といえば『自分は偉いんだ』的な超上から(目線)の内容ばかり。女の子たちに普通にタッチしていました。ひどい態度で嫌なヤツでした」と怒りの声を上げる。
「早く結婚しろ」のヤジは「少子化・晩婚化の中で、結婚していただきたい思いがあのような発言になった」と鈴木氏は釈明したが、キャバクラの悪ノリを議会に持ち込んだといわれても仕方のない無神経ぶりだった。
 都議になったのもセクハラ絡みだった。鈴木氏は、7年前に大田区議から同区選出の都議へとステップアップした。
「鈴木氏が参謀を務めていた衆院議員が、六本木で女性の胸を触って、強制わいせつで逮捕される前代未聞の事件を引き起こし、議員辞職した。その議員の地盤を鈴木氏はソックリ引き継いだのですが、またセクハラ事件を起こすとは因果な運命です」(地元関係者)
 騒動当初、鈴木氏はメディアに対し「(発言は)議員辞職もの」「(ヤジは)私ではない。寝耳に水」と平然と話していた。この日、「すぐに塩村さんに謝罪をしたかったが、『産めないのか』の発言が『結婚しろ』と一緒(同一人物)の話になっていて、機会を逸した」と弁明。自ら「辞職もの」と言っていたはずが、会派離脱のみで党籍は自民党のままだ。自民党関係者は「騒動を拡大させた上に余計なウソまでついて、人間性が問われる問題で、政治家としてあるまじき行為。この処分(会派離脱)だけでは済まされないだろう」と断罪する。
 さらに鈴木氏は謝罪会見後、夕方のフジテレビのニュース番組に生出演する離れ業までやってのけた。騒動はまだ終結していない。・・・・。
(2)ところで、鈴木章浩自民党都議は、なんと3期目で51歳とのことです。
毎日新聞 2014年06月23日 東京夕刊
都議会:女性蔑視ヤジは鈴木章・自民都議 3期目51歳

 鈴木章浩氏(51)は大田区議を経て、2007年の都議選で初当選し現在3期目。都議会では、総務委員会副委員長や自民党政調会長代行を務めている。
 鈴木氏は、妊娠・出産を巡る都の支援体制について、塩村氏が質問中に「早く結婚した方がいいんじゃないか」とヤジを飛ばした。
 一方、鈴木氏は自身のホームページで、ヤジの内容とは裏腹に「子育て支援の充実」「女性が働きやすい社会の実現」を重点施策に掲げていた。
 また、12年8月には石原慎太郎知事(当時)の下で都が進めていた尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入計画に同調。「調査」を目的に無許可のまま船から泳いで魚釣島に上陸し、沖縄県警に軽犯罪法違反容疑で事情聴取を受けた。【竹内良和】
公式のホームページには、プロフィールが紹介されています。
http://www.akihiro3708.com/profile/index.html
・平成11年、私が生まれた新井宿地域から選出されていた故岩井久年前区議会議員の意志を継がせて頂き、自由民主党公認として出馬し、新人議員トップで大田区議会議員初当選。
・平成15年 大田区議会議員として2期目の当選(トップ当選)
・平成19年 松原忠義前都議会議員の後継として補欠選挙にて東京都議会議員1期目当選
・平成21年 都議会議員として2期目の当選。
・平成25年 都議会議員 3期目の当選(トップ当選)
(3)記事にもあるように、鈴木章浩自民党都議のホームページには、重点施策に「子育て支援の充実」「女性が働きやすい社会の実現」を掲げています。
http://web.archive.org/web/20130908023822/http://akihiro3708.com/greeting/index.html
ごあいさつ

日本のすばらしい文化、歴史、伝統、そして日本人の高い精神性をしっかりと受け止め、次世代に夢と希望の持てる社会を継承していくのは、 私たちの責任です。その責任を果たすために、私たちが日本人としの誇りを取り戻し、周りを思いやる絆の精神を発揮して、努力が報われ、 お互いが支えあう自助、共助の社会を構築していくことが重要です。そしてその元となる日本の元気、勇気は、日本の経済の再生から生まれ、 その中心となるのが東京であります。日本の首都東京が、力強く鼓動し、日本を牽引するエンジンとならなくてはなりません。 その為、国の動きに呼応し、スピード感を持って、あらゆる取り組みをしていくことが必要です。私は、国際ボランティアの経験を活かし、 現場主義の精神、行動力を持って、中心となる東京から、日本経済再生に向かって、結果を求めて取り組みます。

政策の10か条
1.東京の景気回復の早期実現
・ アベノミクスと呼応し、戦後造られたインフラの更新を前倒しし、需要を創出します。
・ 成長戦略である技術革新に向け、アジアヘッドクウォーター特区を活用し、海外の企業500社を誘致し、業務統括拠点、研究開発拠点50ヶ所を設置し、技術革新、新規需要の創出に繋げます。
・ 中小零細企業の海外進出・経営改革を支援致します。
・ 羽田空港の跡地整備の早期実現を図ります。

2.エネルギー改革の実現
・ 原発依存をおさえ、環境に配慮した新しいエネルギー安定供給体制を構築致します。

3.防災対策の推進
・ 東日本大震災の教訓を生かし、災害に強い高度防災都市を実現致します。

4.急速な高齢化社会に対する施策の充実
・ 医療、介護の連携を密に、認知症高齢者の早期発見、治療の充実を目指します。

5.医療改革の推進
・ 癌対策の充実、在宅医療を推進致します。

6.子育て支援の充実
・ 商店街の空き店舗、ビルの空き部屋を利用して、小規模保育を推進し、5年間で2万2千人分の保育サービスを供給致します。

7.女性が働きやすい社会の実現
・ ワークライフバランスの推進のため、企業に働きかけ、数値目標を設定し取り組みます。
・ 女性モニターの声を都政に反映させます。

8.教育改革の推進
・ 他を尊重し、和の精神を伴に醸成しうる道徳授業の必修化を実現致します。
・ 成長戦略を担う子どもたちの理数教育の充実を図ります。
・ 教育現場の充実に向け職員の教育、副校長へのサポートを強化致します。

9.障害者支援の充実
・ 真のノーマライゼーション社会を実現(特に就労支援の充実)致します。

10.沖ノ鳥島、南鳥島の資源調査・活用の推進
・ 両島の重要な資源に対し、利活用・開発に積極的に取り組みます。

全ての政策に現場の声を反映し、実現のスピードアップを図ります!
                      東京都議会議員 鈴木章浩 
(4)この度の性差別ヤジ発言で、鈴木章浩自民党都議には、本音と建前があり、有権者には「子育て支援の充実」「女性が働きやすい社会の実現」を公約しながら、本音は、その逆であることが、判明したのです。
有権者を騙して当選するために選挙公約があるのであって、本音としては、その逆の思いを抱いているということになりそうです。
そうでなければ、あのような性差別のヤジを飛ばすはずがありません。
少なくとも有権者にはそう思われても仕方ないのではないでしょうか。

そういえば、鈴木章浩都議は、当初否定した時、問題のヤジは議員辞職に匹敵する旨、あるテレビ取材に答えていましたが、名乗り出ても議員辞職しないとマスメディアの取材に答えています。
つまり、議員にふさわしくない言行不一致なのです。

(5)鈴木章浩自民党都議は、一昨年(2012年)8月に尖閣諸島・魚釣島に上陸した地方議員ら10人の1人だったようです。
2012/08/20 17:18 【共同通信】
尖閣上陸で立件見送りへ 沖縄県警

 沖縄県警は20日、尖閣諸島・魚釣島(同県石垣市)に上陸した地方議員ら10人から任意で事情聴取したが、立ち入り禁止場所に入った軽犯罪法違反容疑での立件は見送る方針だ。
 八重山署で聴取を受けた鈴木章浩東京都議は、捜査員から「取り調べではないといわれた」と記者団に明らかにした。県警幹部も「聞き取り調査だ」として、事実確認作業だったという点を強調。10人の調書はいずれも作成しなかった。
 田中裕太郎東京都杉並区議は「日本固有の領土に日本人が訪れるのが普通にできないこと自体が異常」と主張。「お騒がせしたのはじくじたる思い」としたが法律違反には当たらないと強調した。
これにつき、都議会自民党は当時、鈴木章浩都議にどう対応したのでしょうか?

都議会自民党は2013年の都議会議員選でも鈴木章浩氏を公認し、当選させています(3期目当選)。

(6)鈴木章浩自民党都議は、都議になる前は、大田区議会議員だったようで、海外視察の報告書の半分近くを、大学名誉教授の講演要旨をほぼ丸写ししていたようです。
2007年3月21日(水)「しんぶん赤旗」
自民区議が報告書盗用? 千葉県HPから丸写し  東京・大田
1人80万円海外視察  共産党区議団 究明求める


 東京・大田区の自民党区議が二〇〇五年に行った海外視察の報告書(二ページ半)の半分近くを、千葉県のホームページに掲載された大学名誉教授の講演要旨をほぼ丸写ししていたことが日本共産党大田区議団の調べでわかりました。同区議団は二十日、大田区役所で記者会見し、「議員の資格問題にもかかわる」とのべ、事実を究明するよう議長に申し入れたことを明らかにしました。
 この区議は、鈴木章浩氏。四月の大田区長選に自民党都議が立候補することにともなって実施される都議補選への出馬を表明しています。
 問題の海外視察は〇五年十一月七日から十七日まで「観光政策」などを視察目的にドイツ、モナコ、フランスの八市を訪問したもの。自民党八人、民主党一人が参加、カジノで有名なモナコに二泊するなど、一人あたり八十万円という超豪華旅行です。
 大田区議会年報二〇〇五年版に、この視察団報告が掲載されています。これによると、視察九日目の十五日にフランス・リール市を訪れ、国際会議場や市交通局、無人運行地下鉄を「調査」したことになっています。
 ところが、鈴木区議の報告書のうち、リール市を訪問し、副市長から聞き取った話の紹介として記載した部分(四十六行)のほぼ全文が、千葉県商工労働部企業立地課のホームページに載っている早稲田大学名誉教授の講演要旨を「丸写し」した疑いがあります。
 講演は、一九九七年十一月二十八日に千葉県と「かずさアカデミアパーク」の主催で行われたもので、視察報告書は、現在形を過去形に直したり、「変貌」を「変ぼう」、「石炭の町」を「石炭のまち」などとしているだけ。「盗用」としかいいようのないものです。
 議員の海外視察は、大田区では、自民党、民主党、ネットが参加。〇三年―〇五年の三年間で総額二千百六十万円が支出されています。議員の内訳は自民二十二人、民主四人、ネット一人ですが、二回参加した議員が自民四人、民主一人も。
 オランダ、ベルギー、チェコ、オーストリア、イタリアの各国を自民五人、民主、ネット各一人が視察した〇四年の報告書に「団を結成してから最初の課題は訪問先の選定でした」と平気で書いているように、視察の目的は後回しで、まず行くことが先にありき、という側面があります。
 日本共産党の渋谷要区議団長(都議補選候補)は、「盗用したとなれば、視察のあり方そのものが問われます。日本共産党は、海外視察や国際親善交流にすべて反対ではありません。本当に必要なときには参加し、費用の節約、内容の充実のために努力します。党区議のなかには、タイの地雷撤去国際会議や、韓国の女性問題研究に自費で参加して成果もあげています。区民に住民税増税や国民健康保険料値上げなどの痛みを押しつけて、自分たちは観光旅行に等しい海外視察では、区民は納得しないでしょう」と話しています。
鈴木章浩自民党都議は、太田区議時代、自分の視察報告書が書けない無能で無責任な人物だったようです。
都議会自民党は、このような人物を、あえて都議会議員選挙に公認候補として立候補させたということになります。

(7)鈴木章浩自民党都議については、いまだに議員辞職するとの報道もないようです。
また、都議会自民党会派を離脱したものの都議会自民党を離党したとの情報も、自民党から除名されたとの情報も、いまだにありません。

こうなると、本人の体質の問題だけではなく、都議会自民党の体質の問題と言わざるを得ないのではないでしょうか!?

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