- 2014年07月01日 05:00
オウンドメディアやるなら「単体で黒字化できるメディア」を目指した方がいいですよ
SEKAI LAB TIMES - 「アプリ・Webサービス開発 × グローバル」のブログメディア
単体で黒字化できるメディアを目指そう
オウンドメディア戦略がかなり一般化した感じですが、色々なマーケティングゴールはあれど、基本的な方針としては「メディア単体で黒字化できること」を目指すのがよろしいかと思います。
なぜかといえば、そう考えることによって、まず編集チームの意識が変わるんです。端的にいえば、コスト意識が芽生えます。それによって、効率よくアクセスを稼ぐコンテンツが生まれやすくなります。
KPIについての議論も活性化します。編集会議のなかで「今月は赤字で、収益性は0.05円です」といった議論が発生すれば、「本当にこのメディアのKPIは売上なんだっけ?」というそもそも論も深めることができます。この議論は定期的にやった方がいいと思うんですよね。
より実際的な話では、黒字化できれば人件費が賄えるので、持続可能性が高まります。専業メンバーの人件費を出せるようになれば、メディアとしてのスピード感も高まります。
ありがちなのは、片手間で始めて、そのままいまいち本気を出すことができず、結局スピード感を出せないまま尻窄みになっていく、という事態です。そのメディアだけで編集部の人件費が賄えているのなら、こういった残念な事態にはなりにくいです。
オウンドメディアにバナー広告を載せるのは本末転倒だ、みたいな話もあるかもしれません。が、バナーがダメなら記事広告やってもいいわけです。本業とうまく絡めてメディアをマネタイズするやり方もあるでしょう。単に「見込み顧客獲得」「本体サイトへの集客」「認知度向上」だけを目的にするのは、ちょいと詰めが甘い気がしてきています。もう一歩、踏み込めると思うんですよ。
たとえば「SEKAI LAB TIMES」のような媒体なら、ごく普通のウェブメディアと同様のマネタイズが模索できるはずです。バナー広告、記事広告、イベント、有料コミュニティなどなど。本体サイトとの連携ももう一段深めることができる気がします。
いわゆる「オウンドメディア」は、マーケティングツールというよりは、普通にひとつの事業として組み立てるのがいいと思うんですよね。その方が面白いものがうまれますから。逆に言うと、ほとんどのオウンドメディアがつまらないのは事業としての本気度が足りないからだとも思います(オウンドメディア(企業ブログ)が流行ってるけど、どれも面白くない件)。
- Hayato Ikeda
- プロブロガー



