経営に専念していた頃は、新聞を見ても「もう終わったのか、国会議員は暇だな・・」
くらいにしか感じていませんでした。
今回の国会 1月24日~6月22日まで毎日のように部会や委員会、本会議があり、その間に成立した法律・条約が123本。毎日国会にいても、そのすべての中身を把握することは難しいほどの数です。
私は経済産業委員会の委員ですから、経済産業に関わる法律例えば、家庭への電気販売の自由化などを定めた「電気事業法」や全国385万の中小企業のうち9割を占める小規模企業を支援する「小規模企業振興基本法」などは把握していますが、他の法律はそうはいきません。
国民一人一人に大きな影響力を持つ法律、国民一人一人がそれを決めることを国会議員に委ねているのが現実です。
「あの人が決めたのだから大丈夫」
そう信じられる人を国民は本気で選ぶことが本当に大切なことです。
~政治なんて誰がやっても一緒~
私もそう思っていた時期がありました。
この考えは、明らかに間違っていると改めて強く感じています。
