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- 2011年07月09日 16:46
株主総会の大株主さま2社&住民の内部被曝関連の闘い途中経過 - おしどりマコ・ケン
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6月17日に、東京電力の作業員で高線量被曝された方お2人のデータが発表されました。
Aさん:678.08mSV
(外部被曝88.08mSV、内部被曝590mSV)
Bさん:643.07mSV
(外部被曝103.07mSV、内部被曝540mSV)
こんなに高線量被曝なのに、ラディオガルダーゼ(体内セシウム除去剤)は服用していない。なぜ?
ラディオガルダーゼはセシウム被曝で300mSV以上のときに服用するのです。なので、東京電力にホールボディカウンターで計測した内部被曝のヨウ素とセシウムの割合を出してもらいました。するとほとんどがヨウ素被曝。
このお2人は、3月11日〜16日に福島原発で作業しており、そのときの被曝がこの値なのです。そして、福島原発から北西の方向に流れた放射性プルームはガス状のもの、ほぼ、ヨウ素ではなかったか、と考えられています。
なので、今、もうすでに半減期も生体半減期もとっくに過ぎているヨウ素を過小評価されてしまうと、住民の内部被曝が大幅に過小評価されてしまうのです! ヨウ素はもう出てこないけど、細胞のDNAは傷つけられたまま。そしてそれが健康被害となって出てきても、因果関係を証明できない。私はそれを一番恐れています。
関連でもうひとつ。6月30日に福島の子供10人の尿からセシウムが検出されました。しかし文科省は健康の問題はない、とコメント。それはどういった推定の内部被曝の計算をしましたか、と文科省にお聞きしたら
文科省・坪井さん「3月12日に被曝した、と最大の被曝量を考えての計算です」
では、そのときヨウ素被曝は考慮しましたか?
坪井さん「ヨウ素は尿に出てこなかったので計算していません」
セシウムだけ被曝して、ヨウ素被曝してない、ということはありませんよね? それを考慮せず、健康の問題はない、というコメントはおかしいのでは?
坪井さん「専門家のコメントを伝えただけなので…」
その専門家とは放医研?
坪井さん「はいそうです」
安全委員会の加藤さんに、以前、健康調査についてずっと質問していました。
6月7月から住民の健康調査をしても、ヨウ素は全く出てこないではないか? その場合、どうやってヨウ素被曝を評価するのか?
何回かいろんな方にお聞きしていたら、加藤さん、調べてきてくださいました。
加藤さん「身近にいた専門家に聞きましたら、ヨウ素はやはり出ないだろう、ということですが、セシウムが出れば、その値から推定してヨウ素被曝も計算して出せるそうです」
こう言ってくださってましたからね。
そのことを踏まえ、文科省と安全委員会に、尿から検出されたセシウムだけの評価で健康に問題は無い、というコメントはおかしいのではないか、と問いただしました。すると、この調査は第三者機関が行ったもの、民間が行ったものなので、そこまで詳しい調査はしない、とのこと。
じゃあねじゃあね、国と県が行う、住民の健康被曝の調査で、ヨウ素被曝をどうやって出したか、計算式を教えてね? もう先行して放医研が始めていて、住民に問題は無かった、ってコメント出てるよね? そのヨウ素被曝をどうやって出したか、その計算式のもととなった空間ダストモニタリングのデータも一緒に出してね? 放医研の監督官庁の文科省さん、お調べしてきてね?
今はそうお聞きしているところなのです。
そして、福島県が国の指示で、各市町村に安定ヨウ素剤を配布していたことも調べました。なので、飯舘にそれをいつ持ってきたのか? その根拠となるデータは何? と細野大臣に、お調べしてご回答よろしく☆ とお願いいたしました。
あと、飯舘で、警官と駐屯していた自衛隊もそれぞれ線量計を持って測定してらしたそうなんだよね、で、それも当時の少ない空間線量のデータに付け加えるととても貴重なものなので、それらも出してきてほしい、と細野大臣にお願いしています。
で、飯舘が放射性プルームに覆われていた頃、村に避難所があって、それはおもに南相馬の方々が日本海側に避難するときの中継所になってたんだけれど、そちらの方々も(2000人くらい)かなりの内部被曝をされてるのではないか、と考えています。でも住所が飯舘でないぶん、のちのちの証明が難しいの。
その方々については把握している? と聞きましたら、「福島県の住民は行動手帳をつけて頂くことになっているから、結果的にそちらでわかるのではないか」とのこと。
でもその、行動手帳、福島県のHPにあってプリントアウトして使うらしいんだけど、めちゃくちゃ見つかりにくい! で探しまわってみたけど、こりゃ年配の方にムリじゃない?
福島の方々に聞いたら、
「行動手帳? 聞いたことあるけど県のHPまだ見てない」
「あー今、避難所でPCもプリンターも流れちゃった。避難所のは自由に使いにくいし」
「高齢者にはパソコンはムリだよ」
んーもう、やっぱりな!
安全委員会の加藤さんにこの現状をお伝えしたら加藤さん、
「私もそれは気になってたので、改善するよう、こういう指摘があったと伝えておきます」だって。
まー加藤さんの好きなところはこう言ったら本当に伝えておいてくれるところ。「変わるかどうかわかりませんが、一応伝えておきました…」。恐らく職務外だけど、いつもきちんと回答して動いてくださいます。小児甲状腺サーベイの結果を住民に伝える件も加藤さんからのプッシュも効いたと思うしね。
保安院は経産省だし、文科省といい厚労省といい、もーう官僚ってばよー、という印象なのですが、安全委員会は内閣府の組織下、つまり官僚では無いんですよね、なので、安全委員会にもう少しがんばってもらいたい! けど、委員長があんまりなんだよね…
とにかく、住民の内部被曝を過小評価されないよう、本当に本当に気をつけなくては! 安全委員会と、細野原発担当大臣に、ヒミツ主義の官僚に切り込んでいってもらいましょう! 頼むよ、お二方!
画像を見る
【今週の針金】
宮城県庁で怒り沸騰担当大臣?松本龍復興担当大臣(辞任したね)
「今の言葉はオフレコ。書いたらもうその社は終わりだから」じゃあ曲げてみよっ!
Aさん:678.08mSV
(外部被曝88.08mSV、内部被曝590mSV)
Bさん:643.07mSV
(外部被曝103.07mSV、内部被曝540mSV)
こんなに高線量被曝なのに、ラディオガルダーゼ(体内セシウム除去剤)は服用していない。なぜ?
ラディオガルダーゼはセシウム被曝で300mSV以上のときに服用するのです。なので、東京電力にホールボディカウンターで計測した内部被曝のヨウ素とセシウムの割合を出してもらいました。するとほとんどがヨウ素被曝。
このお2人は、3月11日〜16日に福島原発で作業しており、そのときの被曝がこの値なのです。そして、福島原発から北西の方向に流れた放射性プルームはガス状のもの、ほぼ、ヨウ素ではなかったか、と考えられています。
なので、今、もうすでに半減期も生体半減期もとっくに過ぎているヨウ素を過小評価されてしまうと、住民の内部被曝が大幅に過小評価されてしまうのです! ヨウ素はもう出てこないけど、細胞のDNAは傷つけられたまま。そしてそれが健康被害となって出てきても、因果関係を証明できない。私はそれを一番恐れています。
関連でもうひとつ。6月30日に福島の子供10人の尿からセシウムが検出されました。しかし文科省は健康の問題はない、とコメント。それはどういった推定の内部被曝の計算をしましたか、と文科省にお聞きしたら
文科省・坪井さん「3月12日に被曝した、と最大の被曝量を考えての計算です」
では、そのときヨウ素被曝は考慮しましたか?
坪井さん「ヨウ素は尿に出てこなかったので計算していません」
セシウムだけ被曝して、ヨウ素被曝してない、ということはありませんよね? それを考慮せず、健康の問題はない、というコメントはおかしいのでは?
坪井さん「専門家のコメントを伝えただけなので…」
その専門家とは放医研?
坪井さん「はいそうです」
安全委員会の加藤さんに、以前、健康調査についてずっと質問していました。
6月7月から住民の健康調査をしても、ヨウ素は全く出てこないではないか? その場合、どうやってヨウ素被曝を評価するのか?
何回かいろんな方にお聞きしていたら、加藤さん、調べてきてくださいました。
加藤さん「身近にいた専門家に聞きましたら、ヨウ素はやはり出ないだろう、ということですが、セシウムが出れば、その値から推定してヨウ素被曝も計算して出せるそうです」
こう言ってくださってましたからね。
そのことを踏まえ、文科省と安全委員会に、尿から検出されたセシウムだけの評価で健康に問題は無い、というコメントはおかしいのではないか、と問いただしました。すると、この調査は第三者機関が行ったもの、民間が行ったものなので、そこまで詳しい調査はしない、とのこと。
じゃあねじゃあね、国と県が行う、住民の健康被曝の調査で、ヨウ素被曝をどうやって出したか、計算式を教えてね? もう先行して放医研が始めていて、住民に問題は無かった、ってコメント出てるよね? そのヨウ素被曝をどうやって出したか、その計算式のもととなった空間ダストモニタリングのデータも一緒に出してね? 放医研の監督官庁の文科省さん、お調べしてきてね?
今はそうお聞きしているところなのです。
そして、福島県が国の指示で、各市町村に安定ヨウ素剤を配布していたことも調べました。なので、飯舘にそれをいつ持ってきたのか? その根拠となるデータは何? と細野大臣に、お調べしてご回答よろしく☆ とお願いいたしました。
あと、飯舘で、警官と駐屯していた自衛隊もそれぞれ線量計を持って測定してらしたそうなんだよね、で、それも当時の少ない空間線量のデータに付け加えるととても貴重なものなので、それらも出してきてほしい、と細野大臣にお願いしています。
で、飯舘が放射性プルームに覆われていた頃、村に避難所があって、それはおもに南相馬の方々が日本海側に避難するときの中継所になってたんだけれど、そちらの方々も(2000人くらい)かなりの内部被曝をされてるのではないか、と考えています。でも住所が飯舘でないぶん、のちのちの証明が難しいの。
その方々については把握している? と聞きましたら、「福島県の住民は行動手帳をつけて頂くことになっているから、結果的にそちらでわかるのではないか」とのこと。
でもその、行動手帳、福島県のHPにあってプリントアウトして使うらしいんだけど、めちゃくちゃ見つかりにくい! で探しまわってみたけど、こりゃ年配の方にムリじゃない?
福島の方々に聞いたら、
「行動手帳? 聞いたことあるけど県のHPまだ見てない」
「あー今、避難所でPCもプリンターも流れちゃった。避難所のは自由に使いにくいし」
「高齢者にはパソコンはムリだよ」
んーもう、やっぱりな!
安全委員会の加藤さんにこの現状をお伝えしたら加藤さん、
「私もそれは気になってたので、改善するよう、こういう指摘があったと伝えておきます」だって。
まー加藤さんの好きなところはこう言ったら本当に伝えておいてくれるところ。「変わるかどうかわかりませんが、一応伝えておきました…」。恐らく職務外だけど、いつもきちんと回答して動いてくださいます。小児甲状腺サーベイの結果を住民に伝える件も加藤さんからのプッシュも効いたと思うしね。
保安院は経産省だし、文科省といい厚労省といい、もーう官僚ってばよー、という印象なのですが、安全委員会は内閣府の組織下、つまり官僚では無いんですよね、なので、安全委員会にもう少しがんばってもらいたい! けど、委員長があんまりなんだよね…
とにかく、住民の内部被曝を過小評価されないよう、本当に本当に気をつけなくては! 安全委員会と、細野原発担当大臣に、ヒミツ主義の官僚に切り込んでいってもらいましょう! 頼むよ、お二方!
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【今週の針金】
宮城県庁で怒り沸騰担当大臣?松本龍復興担当大臣(辞任したね)
「今の言葉はオフレコ。書いたらもうその社は終わりだから」じゃあ曲げてみよっ!



