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オバマ大統領に見切りをつけられ会談を拒否される安倍首相?

 ここのところG7がらみのエントリーばかりですが、今日もG7に関するエントリーです。

1 記事の紹介

 『日刊ゲンダイ』が掲載していた「立ち話5分だけ…G7でも『日米首脳会談』拒否されていた」という記事がいろいろ興味深かったので、これについて少し。

 サミットで「安倍首相は『オバマ大統領とも話をした』と、記者会見でもっともらしい説明をしていたが、本当は首脳会談を申し込んだが、「ノー」と冷たく断られていた」という記事です。

 「サミットが始まるまでの時間を利用して、なんとか『日米首脳会談』を実現させようとシャカリキになっていた。しかし、オバマ大統領は最後まで「ノー」。5分足らずの“立ち話”をしてもらうのが精いっぱいだったらしい」そうです。

 そして外務省出身の天木直人氏の「同盟国が首脳会談を申し入れているのに断るのは、よほどのことです。・・・もともとオバマ大統領は安倍首相を軽視していましたが、今年4月、国賓として来日した時に安倍さんと会い、改めて<この男はダメだ>と結論を出したのでしょう。安倍首相に見切りをつけたのだと思う。安倍さんが総理でいる限り、もう二度と首脳会談は行われない可能性が高い。これは日本にとって深刻な問題ですよ」という発言を紹介しております。

 そのうえで、メディアはこのことを報道せず、「『東アジア情勢の議論は私がリードした』という安倍首相の自慢話をそのまま流している」と批判しています。

 「サミット報道も、安倍外交によって〈中国包囲網〉が成功したかのように伝えていますが、〈中国包囲網〉など完成していませんよ。首脳宣言には〈中国〉という国名さえ出てこない。先進国は中国と対立するつもりはない。むしろ、中国問題に執着する安倍首相に困惑しているのが実態です」という「外交関係者」の発言も紹介されています。


2 中国に対する批判

 私は今回のG7での首脳宣言は間違いなく中国に大きな影響を与えたと思っております。だからこそ前回書いたように中国メディアなどは火消しに必死になっているわけです(G7首脳宣言が中国に与えた影響と強がり)。

 そしてそこでは、小笠原誠治氏のブログを変な形で引用してまで反論していたわけで、突っ込みどころが満載でした。そういう意味で彼らに運がなったと思っているのが、もしこの記事の存在で、これがもう少し早く出ていれば、喜んで転載されたのではないかと考えます。


3 安倍首相嫌い

 オバマ大統領が安倍首相をどのように考えているのかについては、私もいろいろ思うところはあり、確かに理想主義者であるオバマ大統領はあまり安倍首相が好きではないのかもしれません(オバマ大統領の理想とサウジアラビアと靖国参拝)。

 しかし、だからといってそれが悪いことだとは限らず、確かにアメリカとの同盟関係は大事ですが、あまり振り回されるのもどうかと思っておりますし、1年ほどの短命に終わって政権などからみればはるかにマシかと思っております。

 それともう一つ思ったのが、『日刊ゲンダイ』の安倍首相批判となると出てくるのが天木直人氏で(アメリカの報告書を使って安倍首相を攻撃する嫌米派)、今回も天木氏は、かなり言いたい放題ですが、「見切りをつけた」とまで言うのはどうかと考えます。

 個人的には嫌いでも、自己の利益のために嫌いな人とでも手を組むのが政治家で、今ここでオバマ大統領は安倍首相に見切りをつけたとすれば、後は誰と手を組むつもりなのか聞いてみたいところです。

 私はこれまでも何度か天木氏の言説についてはいろいろ思うところがありましたが(天安門事件前の自動車事故で中国崩壊?日米安保崩壊?)、今回の発言についても、かなりどうかと思っております。


4 最後に

 ただ、今回のG7が日本に有利に働いたとしてもそれは、あくまで先進諸国内の話です。以前の様に、先進国が世界をリードしていた時代ならともかく、今は新興国の力なしには世界が円滑に動かない時代となっている以上、必要以上に浮かれるのはどうかと思っています。

 そういう意味でこういう意見の存在も有りかと思いますが、どうしても安倍首相憎しが先に立っているような気がして、少しどうかと思うところがあったが故の今日のエントリーでした。

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