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質問のない東京都議会委員会。僅か40分に費用弁償14万円

 時は1944年、英米で編成された連合軍がナチス・ドイツ占領下のフランスに上陸、第二次世界大戦の潮目を一転させた「D-デイ」ことノルマンディー上陸作戦から、今日6月6日で、70年が経ちましたねぇ。

 はたしてお姐は今、どっちにいるのか…。毎回落下傘部隊な気が…(;´∀`)

 そんなこんなのこの日に対する思いは過去ブログ「ちょっとピンぼけ」をご笑覧ください。

 東京都議会上陸作戦も、ヒタヒタ着々と進んでおります。

 難攻不落の大江戸城、来る6月13日に開幕する夏場所東京都議会第二回定例会にむけて、本日お姐の所属いたします公営企業委員会が開催されたわけでございます。独立採算である、公営企業会計にあっても、「一件9億円以上の工事請負契約および買い入れ価格一件2億円以上かつ2万平方メートル以上の土地売買契約」については、議会への報告義務がございます。交通局の変電所電設設備変更工事約9.29億円、水道局の排水管新設工事など6件70億円と水源林75億円の購入、下水道局のポンプ・幹線・水再生センター設備工事等都合200億円とまぁ、非常に大きな金額となってございます。

 お姐としては、先の予算委員会でも質問しました「水道水源林としての機能を最大限に発揮できるよう、良好な状態で保全・管理するため」の民有林の購入事業が実際に推進されたものですから、当然質疑を敢行いたしました。

 理事者(お役所)から、当初
「契約の是非、瑕疵について疑義を質すことはできても、事業そのものについての質疑はなじまない」
と釘をさされのですが、予算委員会でも答弁いただいていたように明治時代から続く、東京都(当時は東京府)の水源林保持の事業について過去の経緯から、現在、今後を問わずして75億円実に1000平方メートルもの広い民有林を購入する意義の評価ができませぬことから、質問の趣旨を伝え「契約にからめる」とし、無事質疑が敢行でき、水道局からも適格な答弁がありました。(担当女性課長が非常に理解が早く、助かりました!)

お姐質問
「グローバル資本による水資源事業への投資は着実に我が国にも及んでいるなか、自治体の水道事業への海外資本の参入や、海外の飲料水メーカーによる大量取水につて、メディア、自治体、政府においても数年前から問題提起がなされいます。

日本の国土の約七割を占める森林は、まさに水資源の宝庫であり、その売買については公共インフラ保全の観点から慎重な対応が必要とされてきましたが、現行制度では、水資源管理と森林保全は切り分けて行われており、制度整備が追いつかない中、東京都では積極的に民有林購入事業を進めてきました。
 その一環として今回計2件約1000万平方メートル、75億円と大変広い敷地購入となりました。今後これ以上の一括購入はない規模と考えられ、2件それぞれの購入から契約までの経緯と手続きについてお聞かせください。」

水道局
「水道局では、将来にわたって水源地域を良好な状態で保全するため、多摩川上流域の民有林を購入する事業を、平成22年度から開始。・購入に当たっては、公平性を確保するため、公募により、広く売却の申込みを募っている。奥多摩町の案件は、平成24年4月に受け付け、書類審査の上、申込者と現地調査を行い、権利関係を確認の上、平成26年2月に売買契約を締結。丹波山村の案件は、平成22年9月に受け付け、書類審査の上、申込者と現地調査を行い、境界が未確定だったため、すべての隣接地権者と用地の境界を確認し、測量を行って面積を確定した上で、平成26年3月に売買契約を締結」

お姐
「不当に安く林地が買い叩かれて問題となったことから、売買価格についてはどのように決定しいるか?」

水道局
「他の公共用地の買収と同様、不動産鑑定士が鑑定評価し、金額に応じて、東京都財産価格審議会の評定を経て決定。今回報告した2案件についても、東京都財産価格審議会の評定を経て価格を決定」

お姐
「着々と事業が推進しているようだが今後は?」

水道局
「これまでに、5件、約1,037haを購入し、7件、約166haを購入に向けて手続き中。平成26年度は4月1日から9月30日まで公募により申込みを受付中。・今後とも、多摩川上流域の手入れが行き届かず、所有者が手放す意向のある民有林の購入を推進し、水道水源林として保全管理に努める」

 これで約10分の質疑を終えました。めでたしめでたし!!!

 って!ふと見渡すと本日の委員会、発言したのお姐だけではないデスか?!

 江戸川区議会でも、かなり浮いておりましたが、それでも誰かしらは、質問をしてました。そもそも、当日突然質問してもいいのが、区市町村議会。しかし、東京都議会は事前にガッツリ質問内容をつめてきます。それとても、「議員、それはなじまない…」と前ふりがあるわけです…。「質疑ありませんか?」って委員長の原稿にあるというのに、しようとするとなんとなく自重を求められる雰囲気が本当に不明です。

 難色をしめされつつも質疑をしたことで、百年の計の水源林保全事業のこれまでの取り組みと今後の計画を委員会で共有でき、水道局が取組む意欲が伝わりますし、なにより議事録に残ることで明文化されることが都民の水道局事業の理解へとつながっていくことからもやっぱりやってよかった(というか当然)でございます。
 
 …江戸川区議会でも「質疑ありませんか?」と江戸川区議会議長がいうので、はい、ありますってやったら大紛糾したことも走馬灯。(苦闘の歴史はこちら!

 ということで、江戸川区議時代同様、変わらずお姐は都議会でも、上陸作戦をぐいぐいやっておりますことがおわかりいただける&驚愕の東京都議会常任委員会の実際が一目瞭然できます資料をこちらにアップさせていただきます!

リンク先を見る

 お姐の所属します、みんなの党Tokyoは、費用弁償(本会議や委員会の時に出るお手当1万円!)は、受け取りを拒否し、供託をしていますが、この日の費用弁償だけでも14名の委員換算14万円。

お姐以外質問ゼロ。わずか40分で終了したのでありました。

 議論のない議員の存在意義を感じていただけたら幸いでございます。

 なお、交通局では、ほかにも補正予算案が上程されていますが、これが最近新聞報道となった、東京電力への補償金13億円支払いの特別損失計上。交通局が持っている水力発電で作られた電力をこれまでは東京電力のみに安く買いたたかれていた(失敬!)ものを、新エネ会社Fパワーに高値で売ることとし契約を途中で切り上げることになった案件。

 発送電分離、民営化と競争原理による電力自由化を唱える、みんなの党としては、東京電力よりも高く買ってくれるFパワーへ売電先を変更したことは大変よろこばしいのですが、13億円の解決金(お姐語約すると手切れ金だぁ)支払いをどう工面していくのかも知りたいところですので、会期中の次回20日の委員会にてシッカと質問をさせていただきます!

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