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維新の分党

みんなの党から結いの党が分裂して5か月。
1年半前に生まれたばかりの日本維新の会との合流を目指していましたが、その実現の前に、今度は維新の会が分党をすることになってしまいました。

大量離党、分裂、分党。様々な呼び方があり、プロセスも違うかも知れませんが、「別れる」ということに違いはありません。
過去にも様々な政党が生まれては、合流と分裂を繰り返してきました。
政策の違いや理念の違いなど、色々と理由は上げられると思います。

しかし、ここ20年で新たに結党された主な政党の歴史を振り返ってみますと、失敗の例として共通しているのは只一つ。「内部抗争」です。
外部からの攻撃で負けるのではなく、仲たがいによって自ら崩れ落ちていってしまうのです。選挙で負けた例は外部からだと思われるかもしれませんが、調べてみると、内部抗争が起因となっていることが殆どです。

政治家は「自分が一番」という気質の集まりなので仕方が無いのかもしれません。自身の出世や再選に関わる事が何よりも大事なのです。

とすると、「ツートップ」という組織形態が政党で成り立つわけがありません。
もしくは、トップの座を一日でも早く奪ってやろうという気持ちが強い人がナンバーツーの座についていても難しいでしょう。
また、野党同士の合流が繰り返されると「元党首」「元幹事長」という肩書の人間が大量発生し、「次は俺が」という思いだけで考え、行動する政治家を沢山抱え込むことになるので、最初から分裂含みになってしまうのです。

会社や部活を真剣に経験した人なら誰にでも分かりそうなレベルの話しですが、悲しいかな、それが繰り返されているのが政治の世界なのです。

「自分は出世しなくていい。金を稼がなくてもいい。地位も名誉もいらない。とにかく日本のために働きたい。その為にはこの政策と、その実現の為にこの政党が必要なのだ」
と心から思える軸のブレない政治家が増えて結集するまで、日本にとって真に必要な新党が育つことはないでしょう。

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