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「決してよろしいとは言いにくいが、それだけ死刑は大変、重い」(千葉景子法相)

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 7月28日、千葉景子法相は法務省で記者会見を開き、東京拘置所で死刑囚2人の刑を執行したと発表した。死刑執行は民主党政権になってから初めてのことだ。また、千葉法相は、大臣として初めて死刑執行に立ち会ったという。

 不覚にもこの会見が開かれることを知らなかった私は、インターネット上のニュースサイト「47NEWS」でこの一件を知った。そして驚いた。それは前日の7月27日、私は千葉法相の記者会見で死刑制度について質問をしていたからだ。

 また、「MSN産経ニュース」の報道によれば、枝野幸男民主党幹事長が千葉法相が死刑執行命令書に署名をした時期について「24日だと聞いている」と発言しているという。千葉法相の参院議員としての任期満了は7月25日だったので、議員である間に署名をしたことになる。

 7月27日の記者会見の席上、千葉法相の左胸には、これまでの議員バッジではなく、七宝焼きの大きなブローチがつけられていた。この日が「民間人閣僚」として初めての会見を迎えた千葉法相は、非常に落ち着いているように見えた。枝野幹事長の話が本当であれば、この時、千葉法相はすでに死刑執行命令書に署名をしていたことになる。

 この日の会見で、死刑制度について最初に質問したのは読売新聞の記者だった。法務省のサイトにはまだ7月27日の記者会見概要が掲載されていないが、私は自ら録音した会見の音声を文字に起こしてみた。ちょっと読みにくいが、空気を伝えるために一字一句、文の区切りには読点を入れてそのまま起こしてみた。しばらく我慢していただきたい。
読売新聞記者:去年の7月28日に死刑で3人を執行されて以来、間もなく1年になるんですけれども。
千葉法相:あぁ。
読売新聞記者:あらためて大臣の死刑に対する考え方というのを、民間閣僚としてということをふまえて、おうかがいできますでしょうか。
千葉法相:これは、あのー、基本的には、特段、変わるものではございませず、えー、大変、重い刑罰であるということを念頭におき、しかし、民間であろうが、そうでなかろうが、大臣としての、まぁ、職責であると、いうことは、認識をさせていただいていると、まぁ、いうことでございます。
読売新聞記者:再任された時の会見でも仰っていたことなんですけれども、「死刑制度そのものについての議論が必要じゃないかと。で、その議論のためには情報公開。刑場であったり、死刑囚の処遇であったりということも検討して、という主旨の発言がございましたけれども、今後、大臣、在任期間中にその動きを具体的に起こすというようなお考えというのはございますでしょうか?
千葉法相:ま、これはずっと、私の。当初からのみなさんへ、あのー、考えを示させていただいてきたことでございまして、変わるものではありません。ま、なんとか、努力を続けていきたい、ということでございます。
読売新聞記者:そのー、具体的にこう、何か動きがありそうですか? 動きは起こせそうですか?
千葉法相:まあ、それはあの、できるだけ、そういう私もなかなか知恵が(苦笑)、あのー、ないんですけれども、いろいろと念頭に置きつつ、努力を継続をしていると、まあ、いうことでございます。
 読売新聞記者に続けて私も質問した。

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