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セウォル号沈没事故の船長がどう裁かれるか

先日、東京出張の折に在日本大韓民国民団中央本部のある東京・南麻布の韓国中央会館でセウォル号沈没事故の犠牲者に献花した。

今回の事故の現場は韓国の南西部の全羅南道の観梅島(クヮンメド)沖海上。佐賀県はこの全羅南道と友好交流協定を締結している。

僕は今回の事故の全貌が明らかになってきた4月23日に朴晙瑩(パク ジュンヨン)知事さんにお見舞い状を送った。そのことが韓国の地方紙などで報道されたりもした。

http://news.newsway.co.kr/view.php?tp
=1&ud=2014050100340263447&md=20140501085858_AO


それくらい全羅南道と佐賀県はいろいろと関係がある、ということで今回の献花につながったのだった。

画像を見る

ちなみに地震や風水害の場合には被害の大きさによってお見舞い金をお送りしたりすることもあるのだが、確認したところ「今回のような事故の場合、政府がお見舞金を受け取ることは法令上できない」ということだった。(献花台には募金箱が置いてあったが、多額の募金をイメージしたようなものではなかった。)

このセウォル号の船長の行為については、僕から見ていても卑劣としか言いようがないように思える。
まだ事故そのものが収拾していない中ではあるけれど、果たしてこの船長の行為にどういう法令が適用されるのかが気になっている。

僕は韓国の法律事情を詳しく知らないのでよくわからないのだが、今回のようなケースにおいて当然のことながら船長は「船員法」のようなものにより「必要な救助を行わなかった」として一定の刑罰を言い渡される可能性は高いと思う。

今回は、それだけでなく、殺人罪で起訴されている。
僕の気持ちとしては彼は万死に値する。朴槿恵(パク クンヘ)大統領もそれに近い発言をされていると思う。

ただ、僕の知るかぎり、殺人罪を適用するためには「もしかしたら」という程度でもいいとはいえ「殺人」に対する故意が必要になる。

仮に日本国内で同様の事故が起きたとして我が国の殺人罪を適用した判決が下される、というのはなかなか想定しにくいのではないか。ある識者は「日本だと業務上過失致死か保護責任者遺棄致死ではないか」と言われていた。確かにそうだろうと思ってしまう。

果たして韓国では、今回のようなケースに最終的にどのような判断がなされるのだろうか。法を学んだ学徒としてはとても気になる。

最近、セウォル号事故に関する報道が少なくなった。しかしながら、まだ何も終わっていないと思う。

あらためてセウォル号事故の犠牲者の方には心からお悔やみを申し上げるとともに、まだ見つかっていない方々の一日も早い発見を望む。

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