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- 2014年05月27日 07:15
Yahoo Financeの違いに見る日本とアメリカのETFの地位
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日本とアメリカを比較するとアメリカの方がETFが普及しているという話をよく聞きますが、Yahooを見てもそれを実感しました。
アメリカのYahoo Financeと日本のYahoo!ファイナンスでETFがどういう扱いになっているかを比較してみます。
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まず、トップリンクバーに表示されているのは、「株式」「FX・外国為替」「NISA/投信」であり、ETFは同列にありません。
そして、株式をクリックするとその中にETFが出てきます。株式の下という位置づけです。
一方、投信を見ても面白い。
モーニングスターのサイトに飛ばされます。しかもNISAの宣伝ページであり、一般の投資信託のページではありません。そのNISAのページに飛ばされた後に「投資信託」のリンクを押して投資信託のページにたどり着きます。
しかし、ここにETFといったカテゴリは見当たりません……
たかがYahoo Financeの扱いというだけかもしれませんが、こういうところからも日本とアメリカにおけるETFの地位の違いが見え隠れします。
日本とアメリカを比較するとアメリカの方がETFが普及しているという話をよく聞きますが、Yahooを見てもそれを実感しました。
アメリカのYahoo Financeと日本のYahoo!ファイナンスでETFがどういう扱いになっているかを比較してみます。
●アメリカのYahoo Finance
トップページの左側にMarket Dataというカテゴリがあります。これを展開するとStocks, Mutual Fundsなどと一緒にETFsがあります。つまり、ここでは株とETFがほぼ同列で位置しています。画像を見る
●日本のYahooファイナンス
一方、日本に目を向けます。画像を見る
まず、トップリンクバーに表示されているのは、「株式」「FX・外国為替」「NISA/投信」であり、ETFは同列にありません。
そして、株式をクリックするとその中にETFが出てきます。株式の下という位置づけです。
一方、投信を見ても面白い。
モーニングスターのサイトに飛ばされます。しかもNISAの宣伝ページであり、一般の投資信託のページではありません。そのNISAのページに飛ばされた後に「投資信託」のリンクを押して投資信託のページにたどり着きます。
しかし、ここにETFといったカテゴリは見当たりません……
たかがYahoo Financeの扱いというだけかもしれませんが、こういうところからも日本とアメリカにおけるETFの地位の違いが見え隠れします。