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的を入れればいいー維新と結いの合体を進める方法

一見デッドロックに乗り上げたように見えるが、何としても維新と結いの合体は仕上げてほしい。

結いの江田代表は一人で組織を束ねるだけの器量には欠けるところが、基本的に人を裏切らず、かつ果実を独り占めすることもない、政策に明るく、かつ実務も十分にこなすことが出来る政治実で有能な人材である。
一方の維新には、橋下氏はじめ日本の統治機構改革に熱心な改革派の若手と石原氏をはじめとする自民党の国会議員顔負けの伝統保守、理念先行型のベテラン政治家の人たちが混在している。

参議院で統一会派を結成した勢いを堅持して、若い国会議員を中心にして新たな政治のうねりを今通常国会中に作り上げて欲しい、と念願してきたが、維新の内部で相変わらず結いとの合体に抵抗感が強い人たちの声が止まず、ここにきて新たな政治勢力の結集の動きが頓挫しそうだという残念なニュースが飛び込んできた。

事が憲法改正という政党としての基本的な政策目標に関わることなので、関係者にとってなかなか譲れない大きな壁が立ちはだかっていることは間違いない。

しかし、いずれは時間が解決する話だと思う。
ここは、知恵を絞って落としどころを早く見つけることだ。
2年先のことを考えれば、維新も結いもみんなも民主も今のままでいい、ということにはならない。

2年後、5年後の日本の姿を予見して今、何をすべきかを考えればいい。
維新はいずれ大阪維新のメンバーが中核となって動くことは必至だから、結いは今は鉾を納めるのがいい。

自主憲法制定は自民党の党是だったのだから、自主憲法制定の言葉に現行憲法否定、現行憲法破棄のニュアンスを籠める人はいずれは少数派に転落する。
江田氏は自分を信じ、自分についてきた若い国会議員のためにも維新との合体をそう簡単に諦めるべきではない。

必ずしも筋を曲げるわけではない。
自主憲法制定もとことん突き詰めると、現行憲法の破棄にまでは行かないことは自民党のこれまでの動きを見ていると分かる。

あくまで、私たち日本人の手で日本に相応しい新しい憲法を創ろう、私たちが先頭に立って自主的に時代に合った新しい憲法を創る、創憲運動を一緒に推進しよう、という趣旨に受け止めればいい。

自主憲法という言葉に懐古趣味、明治憲法への復帰の願望をどうしても感じざるを得ない、というのであれば、的の一文字を入れればいい。
自主的に憲法の改正を実現する、と言えば、これに反対できる人はそう多くはないはずだ。

自主的憲法改正でもいいではないか。
如何か。

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