記事

片山さんちの事情

遠隔操作ウイルス事件が、メール送ったり、保釈取り消されたり、自白に転じたりいろいろのようである。

先日、落合先生からメールの話を聞いたのだが、この展開は予想できなかった。
びっくりである。

でも、刑事弁護をしていて

あとから、やっぱり自分だったんです。

というのは、そんなに珍しくない話である。

ネットでは、みんな推測を交えていろいろなようであるが、弁護人しか解らないこともたくさんあろう。軽率な発言が同業者からなされているのを見ると残念である。

そのなかで心に刺さった言葉を見た。
記事

電話で母親と話し、「真犯人でも受け入れる」などと言われると涙ぐんだという。

我が子が犯罪者であることを受け入れることは、とても難しいことである。

私は、司法試験の前後で両親の態度がてのひらを返したかの如く変わった(両面甲だったという方が正しいか?)のを目の当たりにして、人生のいろんなことを悟った人間である。

今回は、そんなレベルではない。刑事事件である。世間を大きく騒がせた事件である。批判もものすごかろう。

それでも、我が子に愛情を注ぐ覚悟に対して、これを言い表す言葉を私は持たない。

たとえ、愚かな被告人でも愛するのが本当の弁護士なのだろう。

そう思った。

あわせて読みたい

「遠隔操作ウイルス事件」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    BLOGOSサービス終了のお知らせ

    BLOGOS編集部

    03月31日 16:00

  2. 2

    なぜ日本からは韓国の姿が理解しにくいのか 識者が語る日韓関係の行方

    島村優

    03月31日 15:41

  3. 3

    「いまの正義」だけが語られるネット社会とウェブ言論の未来

    御田寺圭

    03月31日 10:09

  4. 4

    カーオーディオの文化史 〜ドライブミュージックを支えた、技術の結晶たち〜

    速水健朗

    03月30日 16:30

  5. 5

    BLOGOS執筆を通じて垣間見たリーマンショック後10年の企業経営

    大関暁夫

    03月31日 08:27

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。