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Facebookのいいねに見られる中毒性の極大化策(ただし日記です)

#blogosに転載された場合、期待を裏切ったら申し訳ないので先に書いておきますが、これは「論」ではなく「日記」です。先に謝っておきます。

ネットに慣れた人たちと、そうでない人たちの圧倒的な差とは、

「期待可能なコミュニティがそこにあるか否か」

の差だろう。

「いいね」というのは、「反応が得られることをある程度想定した行動」と言える。
つまり、「この写真をアップする」ことで、「いいね」が得られることを期待できるからアップするのだと思う。

人間は、「やや不確実」だけど「期待できる」ところにチャレンジするのが好きなのではないだろうか。2ちゃんの釣りだって、わかってて、つられてくれる人たちがいるからチャレンジするわけだ。Answerは即レスが来ることを売りにしているし、メルカリもすぐに売れますというところを売りにしている。期待に対するリターンを作るところに投資をしていて、この2社はさすが。

これらを承認欲求というと「なんでも承認欲求病」に陥ってしまいそうで、もう少し、深い分析が必要なのだと思う。

Facebookが勝ったのは、「善」の部分を最大限に押し出したこと。つまりインターフェースに、圧倒的な善である「いいね」だけを置いた。本当は人の評価においては、善の部分と悪(闇)の部分が存在していて、1つは、経済感覚や財産、学歴や立場などの「不可逆な差」に対するどうしようもない嫉妬心のようなものや、もう1つは、「この人と自分は近いのに」という「逆転可能そうな人なのに、そうでもない差」みたいなところに自分を相対化してしまい、「少し悔しい」でも「一番悔しい」という奴が、多かれ少なかれ人の心には存在するハズで、大抵は、それがFacebook疲れになる入り口だと思っている。

なお余談であるが、「少し悔しい」でも「一番悔しい」というのは、車のマイナーチェンジの法則と勝手に思っていて、「微妙な違いが一番悔しい」というのがある。フルモデルチェンジは思考の範囲外に追いやることがやりやすいのだが、「前期型」、「後期型」などと言われると、微妙にカッコいい方が気になって仕方がないというのは、人間の性なのだろうなと勝手に思ってる。

話を戻す。

この「善」の部分と「悪(闇)」の部分を折り合いながら、人は人と付き合い、相手によって開示する情報のコントロールをしていると思うのだが、「いいね」だけに寄せたFaceobokの場合は、ついついこの「善」の部分だけを重視したくなるインターフェースになっているので、いわゆるリア充アピだったり、ドヤ顔SNSなどと言われる所以なのだと思う。

それはそれで貴重な情報がネットに露出していることは非常に喜ばしいと思うが、まぁFacebook見たくないと思う時があるのは事実であって、その時々の気分によって「時価」なのだと思う。

TwitterのRTが、「いい」も「悪い」も表現しないインターフェースだったのに対して、Facebookの「いいね」を初めて見た時は「この気持ち悪いインターフェースはなんだ」と思っていたが、自分がその中に入って、自分より目上のような人や、カワイイと思う異性を代表する他人から「いいね」されて、少なくとも嫌な気持ちを持つ人はいないだろう。それになれるとRTが使いにくくなるから世の中怖いものだ。favはモバツイなどへも含めて通知されるわけではないし。でもfav使う人も沢山いるよね。

で、問題はそこではなく、

「いいね」に代表される「期待可能なコミュニティ」のサイズの違いによるネットの見え方の違い

の部分。Facebookはクローズドコミュニティなので、1人でもいいねをしてくれたら嬉しいハズなのだが、やっぱりたくさん「いいね」をもらうとよりうれしいいうのは、どうも人間の性らしく、そこに序列感を感じるのは否めないようだ。というか、自分が得られるいいねの数が増えると、自然に「あたりまえ」が拡張されていく部分があるらしい。なんとも中毒性のある要素。

もしその景色の量をソーシャル資産と定義すると、その資産の量の差で、ソーシャルへの露出や行動量が変わってくるのであれば、単純にそれだけに頼っていいかは議論のポイントだ。でも、その上で、スケールするサービスを作ろうと思ったら、中毒性要素をFacebookのように誰にでも強制的に増やさせるか、その逆に資産を持たなくても成立するサービスを作るかのどちらかのように思える。

僕がリスペクトする起業家達は、ここで中毒性をいかに増やすかというところに焦点を置く。僕の場合はうがった見方をしているようで、ついつい、その逆でも成立するサービスを作りたくなるタイプである。だから僕は起業家の考えてることをサポートする方が向いているという理由でもあるw (ツイッタークライアントも広義のツイッター経営者へのサポートだったとも言えるんだろうなーと最近思ってる。多分、受託は向いてるんじゃないかと思ったりする。みんなチャレンジするようなアクティブな時代の受託は想創社としてはやりたいんだよなー。まだ会社やめてチャレンジしてるでしょう。そうではなくって。)

なおSNS定番の誕生日などは、誰でも正統的に沢山いいねをもらえるチャンスを提供しているものと思われる。(どこで誕生日が祝われるか!?というのは流行ってるSNSのリトマス試験紙になっている)

しかし、それだと売れないアーティストもしくは、少し売れて調子に乗って、2枚目のアルバムから自分の作品性を追求してしまう一発屋タイプのような気がするので、ちと自重しなくては。ただフィロソフィーを変える時には全ての建て付けが狂うので、そのバランス調整が難しいのでピボットするなら慎重に。これデザイン思考の原則。

#と、最後に自分の話になるので、日記と表現させていただいた。興味をもった人だけが都合よく拾っていただければ幸いです。

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