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表現の自由に口出しするあほな政府

『美味しんぼ』という人気の漫画がある。まあ漫画として嫌いではないが作者が左寄りで反日的な言動をたまにすることで有名でもある。だから個人的には全くいい印象がない漫画である。

その『美味しんぼ』ですでに皆さんご存じだと思うが 福島に行くと鼻血が出る。そういう人がたくさんいるという描写があり問題になっているという。

作者は取材に基づいて書いた事実だというし、いやそんな事実はないと福島の関係の方々からの意見・抗議もあるという。

何が事実かは我々には見抜くすべはないと思う。ただ実際に福島に行ったことがあればそれが事実かどうかはおおよそ推測がつくだろうし、ひょっとしたら同じ福島でも場所によって違うかもしれない。

抗議の声が起こっている以上は作者も出版社もどういう取材に基づいたものなのか影響力も大きい漫画と思われるので回答する義務があると思うし、抗議すること自体が何も悪いことであるとは思わない。抗議する側もただ文句を言うだけでなく調査結果や科学的見地に基づいた研究・調査をもって行って議論すべきだろう。

それが建設的だと思う。

それだけの話だと思っていたら、最近政府関係者からいろいろ発言が相次いでいるらしい。

小泉進次郎氏「美味しんぼ」描写に反論 「あれだけ行ってるのに鼻血流したことない」「行くたびに元気に」

こうした内容について原作者の雁屋哲氏は、2年間の取材ですくい取った「真実」だとブログで主張しているが、閣僚からは批判が相次いでいる。菅義偉官房長 官が12日に「科学的な見地に基づいて正確な知識をしっかりと伝えていくことが大事だ」と述べたのをはじめ、報道によると、根本匠復興相、森雅子消費者 相、太田昭宏国土交通相、下村博文文部科学相、石原伸晃環境相らもコメント。風評被害への懸念を示すなど、これを問題視した。

ということらしい。

まあ、人間はくだらないうわさ話や下世話な話が大好きだから、この手の風評被害はくだらない週刊誌や夕刊紙が小さいレベルで毎日・毎週のように起こしているようにも思う…。正直、いちいち閣僚がコメントするような話ではないし、まあ閣僚が自らコメントしなくてもマスコミがコメントを求めているのだと思うが…。

風評被害がとか正確な知識を伝えていくことが必要などといわずに、「こういう科学的根拠に基づいた調査が行われていて問題ない」ということを政府は周知するべきだろうと思う。安易なコメントで済ますべきではない。

こういう安易なコメントが過剰規制や逆に根拠のない安全保障のようなものを作り出してしまうのだから。

それから文句があるのならば福島県などの当事者は作者ならびに小学館を法的に訴えるべきではないだろうか。まあ、そこまでしなくても当事者同士で公開討論でもすればいいだろう。それに対して世の中の人が常識に照らして判断すればいいだけだ。なんかおかしなことを相変わらず雁屋とかいう作者は言っていると思えば読者が減ることで彼自身も被害を被るわけだし今後このようなデリケートな問題を扱おうとする人たちに対してしっかりとした調査が必要という強制力にもなるだろう。

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